フリースタイルリブレ完全ガイド|健康診断では分からない食後高血糖とグルコーススパイク
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この記事を書いている私は、糖尿病治療薬の研究開発に20年以上携わってきました。
実際にフリースタイルリブレを使用し、14日間にわたり食後高血糖や血糖トレンドを測定しています。
✔ 健康診断では正常なのに、食後に眠くなる
✔ HbA1cは正常だが、将来の糖尿病が不安
✔ 食後だけ異常にだるい
✔ グルコーススパイクを調べてみたい
このような人は、隠れ高血糖が起きている可能性があります。
目次
フリースタイルリブレとは?
フリースタイルリブレ(FreeStyleリブレ)は、アボット社が開発した持続グルコース測定器(CGM)です。
世界では2014年に欧州で発売され、日本でも2017年1月に発売され、2017年9月に保険適用が開始されました。
従来の血糖測定は、指先から採血して「その瞬間」の血糖値を測定する方法が中心でした。
上腕に小型センサーを装着することで、24時間連続して血糖変動を測定できるのが特徴です。
しかし血糖値は、食事・運動・睡眠・ストレスなどによって大きく変動しています。
つまり、1回だけの測定では、本当の血糖変動は分からないのです。
そのため最近では、血糖値を「点」ではなく「線(トレンド)」で捉えるCGMが注目されるようになっています。
フリースタイルリブレでのグルコーストレンドの測定は簡単
フリースタイルリブレでの血糖値の測定は簡単。
付属のアタッチメントで二の腕にサンサーを貼り付けるだけ。
血糖値は15分ごとにセンサーから本体に送られ、
パソコンでも見ることができま、毎日の変動を保存できるようになっています。
ただし、二の腕をドアにぶってけてセンサーが剥がれたりした失敗もありましたけど、、
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なぜ今CGMが重要なのか?
健康診断で血糖値には異常がなかった、HbA1cは正常範囲内だった、という場合でも、食後だけ急激に血糖値が上昇しているケースがあります。
これが「グルコーススパイク」です。
健康診断で測定される血糖値は、空腹時の「点」のデータです。
そのため、食後だけ起きている高血糖は見逃されやすいのです。
血糖値の動きは点ではなく、線(トレンド)の動きです。
CGMでは24時間の血糖変動を連続的に確認できるため、従来の検査では見つからなかった「隠れ高血糖」を可視化できるのです。
👉 糖尿病の予防に一番有効なのは持続的血糖測定器でグルコーススパイクを調べること
実際に測定して分かったこと
実際に14日間測定してみると、食べ物によって血糖変動は大きく異なっていました。
特に、白米・天丼・おにぎり・カレー・清涼飲料水などでは、食後血糖が急上昇するケースがありました。
一方で、ベジファースト・運動・食物繊維などによって、血糖値上昇を抑えられるケースも確認できました。
つまり、血糖値は「体質」だけではなく、「食べ方」で大きく変わるのです。
実際の食事と血糖値の実測記事
実際に私自身がフリースタイルリブレを装着し、
- 天丼
- おにぎり
- 牛丼
- カレーライス
を食べて食後の血糖値を調べたり、
- ベジファースト
- 食後の運動
が食後高血糖にどう影響するかを調べてみました。
何を食べると食後高血糖になるのか?
👉 3日目のフリースタイルリブレ:セブンイレブンのおにぎりで食後高血糖が急上昇
食後高血糖を抑えるには、
👉 4日目のフリースタイルリブレ:ベジファーストで食後高血糖をおさえられるか?
👉 5日目のフリースタイルリブレ:運動で食後高血糖が下がった
と、いろいろ実践してみたのです。
きっとあなたの参考になると思います。
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フリースタイルリブレは正確なのか?
フリースタイルリブレは非常に便利ですが、測定値には特徴があります。
特に、
- 装着初日
- 急激な血糖変動時
- 低血糖付近
では、実際の血糖値と多少ズレることがあります。
これは、リブレが「血液」ではなく「間質液」を測定しているためです。
すなわち、
血糖値とは「血液の中の糖の濃度」のことなのですが、
フリースタイルリブレでは「血管周囲の組織液の糖の濃度」なのです。
しかし、
- 血液の中の糖の濃度
- 血管周囲の組織液の糖の濃度
は、ほぼ同等であるとして厚生労働省も認可している医療機器ですから安心です。
フリースタイルリブレの購入方法
フリースタイルリブレは、厚生労働省が認可している医療機器ですが、
現在はAmazonなどでも購入可能なのです。
糖尿病と診断され、グルコーススパイクが起きているかなど、治療指針を立てるために必要だと判断された場合には医師から処方されます。
しかし、
- 健康診断では異常ないが不安
- グルコーススパイクを調べたい
という人は自費になりますが購入可能なのです。
価格が気になるところですが、
2026年5月現在では、
- 本体
- 2週間測定できるセンサー 2個
で、8,440円です。
8,440円で、28日間の血糖値を24時間測定することができるのです。
フリースタイルリブレは保険適用される?
近年、フリースタイルリブレの保険適用範囲は拡大しています。
特にインスリン治療中の患者では、ほぼ保険適用となるケースが多いようですが、
- 1型糖尿病患者は全て対象
- 2型糖尿病ではインスリン製剤の自己注射を1日1回以上実施している患者
- 妊娠糖尿病でインスリン療法を行っている患者
対象条件・治療内容・医療機関によって異なりますので主治医と相談してみたらいかがでしょうか?
👉 フリースタイルリブレがインスリン投与の全糖尿病患者で保険適用
保険適用時の費用目安(3割負担)は、月額約4,000円〜7,000円程度(センサー2個、再診料、指導管理料)ですから、自費で購入する場合と余り変わらないようです。
まとめ
血糖値は、健康診断の「点」(空腹時血糖値)の検査だけでは分からない時代になっています。
特にグルコーススパイクは、健康診断で正常、HbA1cもほぼ正常でも起きていることがあります。
現在では、
フリースタイルリブレのようなCGMによって、血糖値を「線(トレンド)」で可視化できるようになりました。
これは、
糖尿病の予防だけでなく、
- 食生活改善の目安
- 運動改善目安
- 隠れ高血糖の発見
にも非常に有効な方法です。
まずは自分の血糖値の変動(グルコーストレンド)を知ることが、糖尿病予防の第一歩になるのです。
























