ローカーボは安全で有効な糖尿病の食事法です

ローカーボは糖質制限食のことです。

ローカーボは糖尿病に良い!ローカーボは減量に良い!

という反面、

ローカーボは危険!とする意見も少なくないのです。

ローカーボはホントに危険で安全な食事療法ではないのでしょうか?

ローカーボは糖尿病の安全な食事法なのか?

ローカーボ、ロカボは、Low carbon のことで、糖質制限食のことです。

糖質制限食とは、食事における炭水化物の摂取量を制限することです。

  • ローカーボは糖尿病の血糖値を下げる
  • ローカーボはメタボやアンチエイジングに良い
  • ローカーボはダイエットに効果がある

と、評判の食事法なのですが、ローカーボがポピュラーになると同時に、これに反対する論説も多く聞かれるようになり、書店では、「糖質制限は危険」とする著書も多く見られます。

ローカーボは危険ではありません安全な糖尿病の食事法です ローカーボは安全で糖尿病の食事法であることは科学的に証明されています

 

また、マーケットでは、「ローカーボ食品」も数多く目にするようになりました。

糖尿病の食事法はローカーボは安全で有効な食事法です

ローカーボの起源はアメリカ

ローカーボ食事法は、1972年にアメリカの医師であるロバート・アトキンスの著書、著書 Diet Revolution に起源します。アトキンスは、「肥満をひきおこすのは炭水化物だとし、炭水化物を減らし、ステーキ、卵、バターなどは自由に食べれば体重を減らすことができる」と説いたのです。

この、アトキンス・ダイエットは、1970年代、と2013年に爆発的に流行し、アメリカ人の11人に1人がアトキンス・ダイエットを試したことがあるとまでいわれています。

アトキンス・ダイエットは、誘導段階、減量段階、前体重維持段階、体重維持段階の4期に分けられ、各期で炭水化物の摂取量を制限しますが、肉や魚、卵、貝、チーズなどの摂取は自由です。

炭水化物が制限されますから、 砂糖の入った飲み物、お菓子はもちろん、果物、ご飯、パン、パスタ、豆やイモなども摂取することはできず、野菜に含まれる少量の炭水化物を摂取することだけになります。

  1. 誘導段階 : 炭水化物の摂取量は1日20g以下
  2. 減量段階 : 炭水化物の摂取量を1日40g前後に
  3. 前体重維持段階 : 炭水化物を少し増やしてもOK
  4. 体重維持段階 : 炭水化物は体重が増加しない量に

というのが、アトキンス・ダイエットです。

アトキンス・ダイエットでは炭水化物(糖質)の摂取量を1日あたり20~40gとしていますが、炭水化物質によるエネルギー量を全エネルギー量の40%未満にする方法、糖質を130g以下にする方法など様々な手法が提唱されています。

ローカーボは危険だとする根拠

毎日の食事で炭水化物を全く(ほとんど)摂取しないようにすると、当然、食後血糖値は上昇しませんので、インスリンは分泌されません。

渡したとの体の細胞は、エネルギー源として血液中のブドウ糖、血糖を利用しています。しかし、炭水化物(糖質)を摂取しなければ、血糖というエネルギー源はなくなってしまうのです。

血糖が供給されなければ、私達の体は体脂肪や皮下脂肪などの脂肪を分解してケトン体を作りだし、このケトン体をエネルギー源として利用するのです。

すなわち、炭水化物を制限してブドウ糖が不足して低血糖になると、脂肪酸がβ酸化されて、アセチルCoAから作られたケトン体がエネルギー源として利用され、アトキンス・ダイエットで痩せるというのは、体脂肪が分解されるからなのです。

ローカーボは危険だと主張する根拠は、

  1. ケトージスは体に良くない
  2. 脳細胞のエネルギー源はブドウ糖だけ

ということなのですが、ローカーボで生命の危機に陥ったとの話はありません。

脳のエネルギー源についても、ケトン体は、脳と脊髄の間の脳関門を通ることが出来、通過後に再びアセチルCoAに戻されて脳細胞のミトコンドリアのTCAサイクルでエネルギーとして利用されるのです。

先日、ローカーボの実践者である桐山秀樹氏が突然死亡したことにより、「ローカーボは危険」とのコールがさらに激しくなったようです。


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ローカーボはどうして危険な食事法といわれるのか?

ローカーボが危険とする意見も少なくはありません。

ローカーボが危険だとする根拠は、上にも書きましたように、

  1. 脳はエネルギー源として糖質を必要とする
  2. ケトン体は体に害を及ぼす

という2点です。

しかし、

  1. 脳はケトン体をエネルギーとして活用できる
  2. ケトン体が過剰でも体に害はない

ということは科学的に証明されています。

しかし、一番重要なことは、

 ローカーボは糖質ゼロではない

ということです。

  • 主食を食べない
  • 糖質ゼロ
  • 断糖

というような言葉をよく耳にすると思いますが、「ローカーボは糖質ゼロではない」のです。

  糖質を摂り過ぎているから糖質を少なくしようというのがローカーボ

なのです。

血糖値を上げるのは糖質だけ

健康な人でも糖尿病のひとでも、「血糖値を上げるのは糖質だけ」です。

焼き肉をいくら食べても血糖値は上がりません。

ローカーボは血糖を上げない安全な糖尿病の食事法です

血糖値が高いということは、糖質を摂り過ぎているからなのです。

糖質をゼロにする必要はありません。

  • 朝食のパンを半分にする
  • 夕食のご飯を半分にする

これがローカーボなのです。

血糖値がやや高い人、隠れ糖尿病で糖尿病予備軍の人、糖尿病の人、それぞれで状況が異なり、その人その人に応じて糖質を制限すれば良いのです。

 くわしく見る ⇒ スタンダード糖質制限食のやり方

私達日本人が、

 ご飯や麺類を食べてはいけない、、、

というようなことをどれだけ長くやることが可能でしょうか。

減量のためといって頑張れば2~3週間くらいはできますが、生涯にわたって「ご飯や麺を食べない」というようなことはほとんどのヒトではできないことでしょう。

 

その人その人にあったローカーボを選んでください。

糖尿病の食事法は病人食ではありません。

糖尿病の食事法は健康食、長寿食です。


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