11月14日は世界糖尿病デーで全国糖尿病週間です

11月14日は世界糖尿病デーですが、11月9日~15日は全国糖尿病週間です。

全国で糖尿病発症予防と重症化予防に向けた啓発活動が行われますが、

血糖値が高いあなたもこの機会に生活習慣を見直してみませんか?

糖尿病患者が増えている

 

2013年の国民健康・栄養調査によれば、HbA1cが6.5%以上、ないし、糖尿病で治療を受けている人の割合は、

  • 男性 : 16.2% (6人に1人)
  • 女性 :  9.2% (10人に1人)

に相当し、50代以降では糖尿病の有病率が増加することが明らかになっています。

さらに、2014年の国民健康・栄養調査では、

  • 糖尿病が強く疑われる人 : 約950万人
  • 糖尿病の可能性を否定できない人 : 約1100万人

もおり、糖尿病患者および予備群は総人口の10%を超える推定されているのです。

健康診断における空腹時血糖値が正常でも、HbA1cが5.7〜6.4%であれば前糖尿病状態で、そのままの生活を続ければ確実に糖尿病になるのです。

全国糖尿病週間のテーマ

11月14日の世界糖尿病デーを含む、11月9日~11月15日は全国糖尿病週間です。

今年の全国糖尿病週間のテーマは、「ライフステージにあわせた糖尿病治療」で、

このテーマを元に、全国各地で一般向けの講演会や健康相談、街頭での広報活動などを、各都道府県糖尿病協会や友の会が主体となって、糖尿病予防や治療に向けての様々な啓発活動が行われます。

糖尿病の食事療法は煩雑すぎる

日本糖尿病学会の糖尿病治療ガイドラインによると、

糖尿病治療のステップは、

  1. 食事療法 + 運動療法
  2. 薬物療法

で、まずは食事療法と運動療法が基本で、食事療法と運動療法を2~3ヵ月続けても目標の血糖コントロールを達成できないときには薬物療法を開始するとしているのです。

糖尿病学会は2013年に「日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言」を表明していますが、日本糖尿病学会の推奨する食事療法は、

日本糖尿病学会の食事療法

  1. 適正なエネルギー量の摂取
  2. 1日に3食を摂取
  3. 栄養バランスを正しく
     炭水化物を50~60%
     蛋白質を20%以下

というもので、カロリー制限に基づく食事療法で、各自の年齢や活動量に応じたエネルギー量を摂り、その60%を炭水化物で摂ると指示しています。

これを実行するためには、80kcakを基本とした栄養交換表に基づいて摂取する食品の質と量を決める必要があり、毎食ごとにこれを行うのは非常に煩雑で長続きしない理由でもあるのです。

 詳しく見る ⇒ 糖尿病の血糖値は必ず食事で下がります

一方、アメリカの糖尿病学会では、カロリー制限に基づいた食事療法は心臓病などの疾患を招くことから間違いだったと2013年に新たな食事療法を提唱しています。

アメリカの糖尿病学会の食事療法

  1. 糖質制限食
  2. 地中海食
  3. ベジタリアン食
  4. 低脂質食
  5. 高血圧予防改善食事療法

と、自由な食事療法の選択肢を上げているのです。

 詳しく見る ⇒ 糖尿病の食事療法は糖質制限がベスト

ライフステージにあわせた糖尿病治療

今年の全国糖尿病学会のテーマは、「ライフステージにあわせた糖尿病治療」です。

糖尿病の食事療法は短期間ではありません。

病院に入院している間だけの病人食ではないのです。

糖尿病の食事療法は、健康食、長寿食で、これからずっと続けていく食事法なのです。

  • 完全糖質ゼロ
  • 主食を食べない

というような極端な食事療法を生涯続けていくことはできないでしょう?

これから生涯にわたって、

  • ご飯やパンを食べない
  • うどんやラーメンをたべない

という極端なことは長続きするはずはないのです。

  • 朝食のパンを半分にする
  • 夕食のご飯を半分にする

これで良いのです。

糖尿病の食事療法は無理せずあなたに合ったやり方で良いのです。

今年の全国糖尿病週間のテーマは、

ライフステージにあわせた糖尿病治療です。

あなたに合った食事療法を見つけてすぐに取りかかってください。


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糖尿病の発症リスクを明らかに下げる食品は、「食物繊維」と未精製穀類などの「低GI食品」だ。

 GI、「グリセミック・インデックス」とは、食物中の糖質の吸収度合いを示したもので、食後2時間のうちに血中に入る糖質の量を反映している。GI値が高い食物は、発症につながる食後高血糖を引き起こしやすいのだ。

 実際、日本人対象者を含む複数の試験結果からは、高GI食品の「白いご飯」が1杯(158グラム)増加するごとに、糖尿病発症リスクが11%上昇することが報告されている。逆に、食物繊維をたっぷり含む緑色野菜(低GI食品)の摂取を1日約120グラム増やすと、糖尿病発症リスクが14%減少する。このほか、日本人男性を対象とした試験では、魚介類の摂取が多いほど発症リスクが低下。青魚に含まれるお馴染みのEPAやDHAの摂取が良いようだ。

 ということで、今晩は、秋の味覚と食物繊維満載の「キノコご飯と秋鮭、青菜のおひたし添え」はいかがでしょう。ただし、ご飯のお代わりはご遠慮下さい。

 

【パリ時事】経済協力開発機構(OECD)が4日発表した世界の医療に関する報告書によると、2013年時点での日本の平均寿命は83.4歳で、調査対象の44カ国でトップだった。2年前の前回調査で日本は82.7歳で、スイス(82.8歳)に続き2位だった。
 報告書は、日本について「医療の質は総じて良好だ」と評価する一方で、OECD加盟国平均と比べると糖尿病患者の入院率が高く、女性のがん検診率が低いとも指摘。また、他国と比べて医療費の増加が著しいと警鐘を鳴らし、コスト低減のため後発医薬品(ジェネリック)を活用する余地があると提言している。
 13年時点の平均寿命はスペイン(83.2歳)が2位、スイス(82.9歳)が3位。一方、最下位の3カ国は、南アフリカ(56.8歳)、インド(66.5歳)、ロシア(70.7歳)だった。 

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