親が糖尿病なら子供も糖尿病になりやすい
血糖値が高いあなた、子供さんは大丈夫ですか?
親が糖尿病なら子供も糖尿病になりやすいのです。
香川県の小学生では10.6%が糖尿病予備軍だったそうです。
香川県では子供も糖尿病が多い
香川県では糖尿病が非常に多く、2011年の厚生労働省の「国民健康調査」では人口10万人当たり308人が糖尿病に罹患しており全国でワースト2位、2008年にはワースト第1位と、平成8年以降、常に10位以内をキープしている「うどん県」ならぬ「糖尿病県」なのです。
詳しく見る ⇒ 香川県は糖尿病県
香川県では、脱糖尿病県を目指して糖尿病の啓蒙活動や生活指導に力を入れているのですが、2012年から県内の全17市町で小学4年生を対象に、糖尿病の早期発見のために、血液検査を実施しています。
これまでに、2万2,914人が血液検査を行ったそうですが、
- 肝機能異常 : 12.6%
- 脂質代謝異常 : 11.1%
- 血糖値異常 : 10.6%
と何とも驚きの数字だったそうです。
血糖値異常については、糖尿病予備軍で、このままでは深刻な糖尿病に進む可能性があると懸念されている。
子供の血液検査異常値渡島のは香川県だけではなく、千葉、富山、鹿児島の高校生を対象にした検査では、約40%が生活習慣病かその予備軍だったと報告されている。
親が糖尿病なら子供も糖尿病になりやすい
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親が糖尿病体質なら子供も糖尿病体質
健康診断の問診票には良くこんな質問があります、
健康診断の問診票には下記のような設問があります。
- あなたの両親は糖尿病ですか?
- あなたのお父さんの親は糖尿病でしたか?
- あなたのお母さんの親は糖尿病でしたか?
この問診票をみると、「糖尿病は遺伝する」と勘違いしてしまいそうです。
糖尿病は遺伝しません。
しかし、「糖尿病体質」は遺伝します。
糖尿病における遺伝とは、「体質遺伝」、糖尿病になりやすいという「体質」が遺伝的に受け継がれるのです。
両親のどちらかが糖尿病の場合には子供が糖尿病になる確率は25%~30%だといわれています。
詳しく見る ⇒ 遺伝による糖尿病体質を改善する方法
生活習慣が似ていると子供も糖尿病になりやすい
糖尿病は生活習慣病です。
生活習慣病とは、
食生活、運動不足、睡眠時間、喫煙、ストレス、、などの生活習慣病が発症や進行に深く関わっている病気で、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満などが生活習慣病の代表的なものです。
肥満の親の子供は肥満の場合が非常に多いのですが、親と子の生活習慣は非常に良く似ています。
- たくさん食べる
- ファストフードを良く食べる
- 家の中でゴロゴロしているときが多い
- 外出時は車利用で歩く機会が少ない
- 夜更かしをする
親が糖尿病のリスクを高めるような生活をしていれば、当然、子供もあなたと一緒に糖尿病リスクを高めているのです。
香川県の調査では、血液検査で異常が見られた子供の生活パターンには、
- 運動量が少ない
- 朝食を食べていない
- 食事が不規則
- 早食い
- 腹一杯食べる
- ゲームの時間が長い
- 睡眠時間が短い
という共通したパターンがあったと報告されていますが、あなたはどうでしょうか?。
血糖値が高いあなたの子供さんの血糖値は大丈夫でしょうか?
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