健康カプセルで糖尿病の血糖値コントロールの極意を、、

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。

 

はじめに

11月8日の、

TBS:健康カプセル!ゲンキの時間 をご覧になりましたか?

糖尿病の、「血糖値コントロールの極意」という内容でした。

ご覧になれなかったあなたに、どんな内容だったかをお教えします。

 

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健康カプセルの糖尿病・血糖コントロールの内容

TBSの健康カプセル!ゲンキの時間は、日曜日の朝7:00~7:30までの番組ですが、三宅裕司と渡辺満里奈、英玲奈が司会を務める健康情報番組です。

2015年11月8日の放送は、「糖尿病の血糖値コントロールの極意」という内容でした。

 

ゲストは、「お父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも糖尿病なので、そろそろ気にしないといけない年になった。」と話す内山信二と、X-GUNの二人でした。

 

番組に先立って、ゲストは東京慈恵会医科大学で空腹時の血糖値の検査を受けたそうで、西村理明医師の診断は、

内山信二は、「サッカーに例えると、イエローカードを出そうかなというくらい」でギリギリセーフ。

 

X-GUNの西尾は、「完全な糖尿病型」と言い渡されていました。

さらに、糖尿病では認知症のリスクが健常者に比べて4.6倍上昇するといわれて青くなっていました。

 糖尿病とアルツハイマー病のリスクについてはこのサイトでもお知らせしていますのでご覧下さい。 

   詳しく見る ⇒ アルツハイマーは糖尿病の合併症か?

 

さて、番組をご覧にならなかったあなたへその内容ですが、

簡単に内容を要約すると、

血糖値は1日の中で常に変動しています。

健康人の血糖値は、空腹時は低く、食事をすると上昇して約1時間~1時間半後にピークになる緩やかな上下動のリズムを描いています。

糖尿病予備軍での血糖値は、食後によって急激に乱高下するリズムを描きます。

健康人の血糖値はメリーゴーランドのようにゆるやかに上下するのですが、糖尿病予備軍における血糖値は急激に上がるとジェットコースターのように激しく上下するのです。

ジェットコースターのように血糖値が激しく上下すると、糖が血管の内側をやすりのようにこするため、血管が傷つき様々な合併症をひきおこすのです。

ということでした。

健康カプセルが糖尿病の血糖コントロールの極意を伝授

 

食事をすると誰でも血糖値が上がるのですが、糖尿病や糖尿病予備軍では急激な上昇下降を繰り返して、

最終的には膵臓からのインスリン分泌が低下してしまい、糖尿病になるということです。

 

糖尿病の食事療法では間食をしない方が良い

 


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健康カプセルでの糖尿病・血糖値コントロールの極意

番組では、血糖値をジャットコースター型にしないための極意として、

野菜から食べると良い

血糖値を急激に上げない方法として、食べる順番を、

  1. 野菜
  2. ご飯

という順番で食べれば良いとして、食べる順番での血糖値変動を調べる実験を行っていました。

 

当然のことですが、、、

 糖尿病血糖コントロールが重要だと健康カプセルが主張しています

野菜サラダを食べた後にご飯を食べるの方が血糖値の上昇が少ないのです。

このサイトでも何回もご紹介していますが、

食物繊維は血糖値の上昇を抑制する

ということですね。

食物繊維は糖質を包むことによって吸収を穏やかにして血糖の急上昇を抑えるのですね。

  詳しく見る ⇒ キャベツダイエットで血糖値が下がる

ですから、糖尿病や血糖値が高い人は出来るだけ、食物繊維が多く、血糖値の上昇が穏やかな、GI値の低い食品を摂る必要があるのです。

  詳しく見る ⇒ 糖尿病の血糖値は食事のGI値の影響が大きい

 

 

お酒を飲みながら食事をするのは良くない

次に行っていたのは、お酒を飲みながら食事をすると血糖値は、、という実験でした。

  1. 水170mlを飲みながら肉じゃがを食べる
  2. 焼酎の水割りを飲みながら肉じゃがを食べる

    (なお、チョット話は変わりますが、ジャガイモは糖尿病に良い食べものです)

という実験でしたが、その結果は、

 アルコールを飲んだ時の方が血糖値の上昇はゆるやか

だったのです。

健康カプセルが推奨した糖尿病血糖コントロールとは

アルコールは、肝臓からの糖放出を抑制するためだそうで、短期的には血糖値は上昇していないように見えるのだそうですが、

アルコールには危険性がつきまとうのだそうで、

その危険性とは、

  1. ダラダラ食いタイプ
  2. シメのラーメンタイプ
  3. お酒一直線タイプ

だそうです。

  1. ダラダラ食いタイプ
     お酒のせいで血糖値があがらないため、ダラダラと食べ続け、食べ過ぎてしまう危険性がある

  2. シメのラーメンタイプ
    アルコールのせいで糖が上がらず、かえって空腹感を感じてシメのラーメンなどを食べてしまう
    さらに、その後はすぐに寝るので、吸収した糖が消費されず翌朝まで高血糖状態が続いてしまう危険性がある

  3. お酒一直線タイプ
    お酒ばかりをずっと飲み続けてしまうい肝臓などを痛めてしまう危険性がある

自分の血糖値傾向を自覚してお酒との付き合い方に配慮する必要がある、というのが東京慈恵会医科大学の西村医師のアドバイスでした。

 


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血糖値を下げる良い方法とは

最後のコーナーでは、

300以上の血糖値を120台まで劇的に下げることに成功した、劇団経営者男性(54歳)と、専業主婦(60歳)の2人に共通した方法を紹介していました。

男性は劇団経営という不規則な生活と深夜の暴飲暴食により糖尿病に、専業主婦は日々のストレスによる過食で糖尿病に、、、といった経緯で糖尿病になったのですが、

血糖値を下げることに成功した方法は、

  • 趣味の写真撮影
  • 犬の散歩

だったそうです。

男性は写真撮影が趣味で、休日にはカメラを提げて歩き回ったのだそうで、女性は毎日朝夕に犬の散歩で歩いたのだそうです。

日本糖尿病学会の糖尿病の治療指針も、

  1. 食事療法
  2. 運動療法
  3. 薬物療法

で、食事療法や運動療法で血糖コントロールが出来なかったときに初めて薬物療法が開始されるのです。

血糖値コントロールのための運動量

糖尿病の予防・改善のための運動量も目安としては、

1日あたり、

  • 男性 : 9,000歩を歩く
  • 女性 : 8,500歩を歩く

が目安だそうで、距離にすれば、5~6kmに相当します。

 食後30分後に早足のウォーキングを30分行う

のがお薦めだそうです。

糖尿病改善のためには、1に食事、次に運動です。

しかし、継続することが重要ですから、無理せず長続きできるものから、始めることが大切です。

 


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糖尿病の食事療法は長寿食

糖尿病では認知症のリスクがぐんと上がります。

健康カプセルが薦める糖尿病の血糖値コントロール

 

そろそろ、食事に気を付けてみませんか?

糖尿病の食事療法は病人食ではなく、健康食、長寿食です。

血糖値を上げるのは炭水化物だけです。

  • 朝食のパンを半分にする
  • 夕食のご飯を半分にする

そして肉や魚は食べ放題でもOKなのです。

 詳しく見る ⇒ スタンダード糖質制限のやり方

これならあなたもやれるのではないでしょうか。

 

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