新型コロナ感染での死亡者は80歳代で糖尿病が多い

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝へします。

 

はじめに

新型コロナウイルス感染がなかなか収まりませ。

冬も近づきインフルエンザの流行が始まれば重症化が懸念されています。

 

死亡者数は1,700人を超えており、

  1. 高齢者
  2. 糖尿病患者
  3. 心臓病患者

では重症化することも明らかになっていますが、

 

新型コロナによる死亡者では、

  • 80歳代
  • 糖尿病患者

が多いことが明らかになりました。

 

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新型コロナ感染による死亡者は糖尿病患者が最も多い

メディカル・データ・ビジョン社は、新型コロナ感染者の死亡例を調査し、

 

コロナ感染による死亡者は80歳代と糖尿病患者が最も多い

という結果を発表しました。

 

 

詳しく見る ⇒ メディカル・データ・ビジョン社プレスリリース

 

メディカル・データ・ビジョン社は、医療情報統合システムの開発や製作などをおこなっている会社ですが、自社の診療データベースを用い、402施設のて、

 

新型コロナ感染による死亡者の詳細を検討したのです。

2020年2月から5月までに新型コロナ感染で死亡した、

  • 110例(男性:77例 、女性:33例)

について、

  1. 年齢別
  2. 併存疾患
  3. 喫煙

あどについて調べたのです。

 


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新型コロナ感染による年代別の死亡者数

死亡者110人を年齢別にまとめると、

  • 90歳代 : 17例(15.5%)
  • 80歳代 : 48例(43.6%)
  • 70歳代 : 33例(30%)
  • 60歳代 : 7例(6.4%)
  • 50歳代 : 5例(4.5%)

 

という結果で、

80歳代の死亡者が最も多く、

100歳以上と40歳代未満の死亡者はいなかったそうです。

 

新型コロナ感染による死亡者と併存疾患

死亡者110人のうち併存疾患が有った死亡者は95人(86%)でしたが、

疾患毎に分類すると、

  1. 2型糖尿病 : 25人(26%)
  2. 高血圧症   : 22人(23%)
  3. 心臓病    :   9人(9%)

と、糖尿病に罹患していた死亡者が最も多かったそうです。

 

 

新型コロナ感染による死亡者と喫煙の有無

死亡者の喫煙については、

  • 喫煙歴あり : 40人
  • 喫煙歴なし : 41人
  • 喫煙歴不明 : 29人

であり、

男性お死亡者では喫煙歴のある人が多かったようです。

新型コロナ感染では最終的に肺炎で死似至るようですから、

喫煙歴の有無は大きなリ尽くファクターなのでしょう。

 


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まとめ

今回の調査で、

新型コロナ感染での死亡者は80歳代で糖尿病が多い

ことが分かりました。

 

糖尿病患者では新型コロナ感染で重症化しやすいといわれていましたが、これが裏付けられたことになりました。

 

  • 80歳代
  • 糖尿病
  • 喫煙者

この3つが相当する人は充分に気を付けてください。

 

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