糖尿病の血糖測定器が無料でもらえる?

今日もご覧になっていただきありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝へします。

 

はじめに

先日、糖尿病の記事を検索していたら、

 血糖測定器が無料??

というバナーがありました。

 

血糖値測定機具が無料で貰える

糖尿病が心配だとして、

 ・自分の血糖値を知りたい

 ・食後の血糖値を知りたい

という人はたくさんおられると思います。

 

はたして「血糖測定器が無料」というのはどういうことでしょうか?

 

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本当に血糖測定器が無料で届くの?

気にしてみていると、

血糖測定器が無料で届く

というバナーがたびたび出てきます。

 

血糖値測定機具が無料で貰える

このバナーをクリックすると、「糖尿病お助け隊」というサイトに繋がります。

 

そして、糖尿病お助け隊はアメリカのサプリメントの製造販売会社であるドクターズチョイスという会社が運営しているサイトのようです。

 

どうして血糖測定器が無料で貰えるのか?

ACON(エイコン)社の血糖値測定器が貰えるようなのです。

ACON社はアメリカの医療機器メーカーで、信頼のおける会社ですが、

 

無料で貰えるには条件があり

 

血糖測定器が無料で貰える

ということなのですね、、、

ちなみにACONの試験紙の値段は、

  • 50枚   : 2,650円
  • 100枚 : 4,500円
  • 200枚 : 7,800円

となっています。

 

200枚を購入しても、

1日に3食の食前食後に3回測定すれば1日に9枚を使うことになります。

 

1回当たりの費用を計算すると、

  • 50枚   : 1回当たり 53円
  • 100枚 : 1回当たり 45円 
  • 200枚 :    1回当たり 39円

となりますから、200枚を注文した方が結果的に安上がりになります。

 


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血糖値が気になる人におすすめの血糖値測定器

血糖測定器には、

  1. 観血的
  2. 非観血的

の2つが有ります。

 

観血的とは、指先を微少な針で刺して血液を採取し、血液を試験紙に吸わせて測定器で測定するのですね。

採血といっても、0.4~0.6μlの微量で、

針(穿刺針)も極細の針が浅く刺さるだけですから痛みは少なくて済みます。

 

無料で貰えるというACONの血糖測定器も観血的な血糖測定器です。

 

一方、採血することなく血糖値を測定する機器も開発されつつあります。

採血不要な非観血的の血糖測定器で血糖測定

にも書きましたように、

 

指を機器に挟むだけで血糖値が測れるというのです。

 

採血不要なウエアラブルの非観血的血糖測定器が開発中

 

将来的にはスマホと連動することも考えているそうで、

そうなると、食事中やレストランなどでの測定も可能になります。

 

オススメの血糖測定器はフリースタイルリブレ

血糖値が気になるヒトに1番オススメの血糖測定器は、

アボット 社のフリースタイルリブレ

です。

 

詳しく見る ⇒ フリースタイルリブレをAmazonで購入

 

フリースタイルリブレは、2017年9月からインスリン患者を対象に保険適用された血糖値測定器で、

  1. 採血不要
  2. 24時間
  3. 14日間

にわたって連続で血糖値を測定できるのです。

 

フリースタイルリブレをオススメする理由はそれだけでなく、

フリースタイルリブレで血糖トレンドがわかるということです。

 

血糖値の測定は「点」ではなく「曲線」で見ることが大事なのです。

 

 

詳しく見る ⇒ 血糖値の測定では血糖トレンドが重要

 

フリースタイルリブレは、

  1. 場所を選ばず
  2. 時間を選ばず、
  3. 採血せずに測定ができ、
  4. また過去8時間の履歴を記憶する

ことができるのです。

 

私も自費でフリースタイルリブレを購入し、

14日間にわたって血糖値を測定し、

何をどれだけ食べると血糖値がどれくらい上昇するかを調べたのです。

 

 詳しく見る ⇒ フリースタイルリブレを購入

 


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まとめ

血糖測定器が無料で入手できるキャンペーンをやっていますが、

同時に試験紙を購入することが条件です。

 

血糖値が高めのヒトは、

何を食べると血糖値が上がるか

どれだけ食べると血糖値上がるか

を知っておくことが重要です。

 

そのためには持続的に血糖値を測定し、血糖値トレンドを知ることが必要なのです。

 

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