今日もご覧になっていただきありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。
糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、
糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。
今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。
はじめに
義弟が3月末に、糖尿病合併症の糖尿病腎症で緊急入院したことは先日お話ししました。
約2週間の入院で一応退院したのですが、
昨日、「目から出血した!」ということで再び入院しました。
義弟も、「血糖値が高いだけだから、、」と糖尿病の治療を放置した結果です。
糖尿病の合併症は本当に怖いのです。
本当に怖い『糖尿病患者が知らない合併症の脅威』という本が出版されました。
副タイトルは、
その油断が死を招く
というものですが、本当にそうだと思います。
さっそくAmazon に注文しました。
義弟が糖尿病網膜症で緊急入院
三月末に義弟が糖尿病腎症で緊急入院したことをお話ししました。
義弟は10年来、いや、診断されたのが10数年前ですが、その前に高血糖を放置していましたから、糖尿病状態は20年以上前からかもしれません。
3年ほど前に、
- 糖尿病による心筋梗塞で倒れ
ICUに搬送され3週間の入院。
その後もインスリン注射や服薬はしていたものの、
- ズボンが脱げないほどに足がむくみ
糖尿病腎症で緊急入院。
そして、昨日、
- 目から出血して緊急入院
です。
さらに、以前から「足がふらつく」といっていますので、
これは明らかに、
- 糖尿病神経障害
- 糖尿病網膜症
- 糖尿病腎症
の糖尿病の三大合併症と、
- 糖尿病による心筋梗塞
であることは間違いありません。
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糖尿病合併症は命取りになる
今朝、メールで出版案内がありました。
『糖尿病患者が知らない合併症の脅威』
という本です。
タイトル:『糖尿病患者が知らない合併症の脅威』
定価:800円(税抜き)
発売日:2017.04.12
判型:新書・並製/188ページ
ISBN:978-4344912168
発行:幻冬舎メディアコンサルティング
発売:幻冬舎
帯には、
血管、目、脳、心臓、、糖尿病の合併症の脅威は全身のいたる所に襲い掛かる!
とありますが、まさしく義弟の症状そのものです。
- 自分だけは大丈夫
- 今日は食事制限しなくてもいいか、、
- その油断が死を招く
も、義弟がたどった道です。
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著者は、
山下英俊しで、日本医科大学付属病院内科学講座助教、東京都教職員互助会三楽病院内科、共済事業団東京臨海病院糖尿病内科を経て、2012年に東京都江戸川区で山下内科/糖尿病クリニックを開設されています。
本の内容は、
第一章:「まだ大丈夫」「今日ぐらい食事制限しなくてもいいか」…….。
ちょっとした心の緩みから悪化していく「糖尿病」
第二章:糖尿病は「血管病」ボロボロの血管があらゆる合併症を引き起こす
第三章:【目】かすみ目、視力低下にとどまらない。最悪のケースは失明も
第四章:【腎臓】自覚症状がないまま悪化の一途を辿り、やがて人工透析に至る
第五章:【神経】痛み、しびれ、ほてり……最終的には何も感じなくなる感覚麻痺に
などで、4月12日に出版されたようです。
タイトルを読んだだけ、目次を見ただけで恐ろしくなるのですが、、、
しかし、
高血糖だと診断されひとのうち40%の人が治療を受けずに放置し、
600万人の治療患者のうち51万人が治療を中断しているのです。
この本は明日にでも届きますので、早速読んで、内容をアップします。
しばらくお待ちください。
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