8時間ダイエットは肥満や糖尿病に良いのか?

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。

 

はじめに

先日の10月16日のネプ&イモトの世界番付・秋のダイエットで、

8.6秒バズーカーのはまやねんが挑戦した「8時間ダイエット」

肥満解消には効果的なようですが、糖尿病には良いのでしょうか?

 

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はまやねんが8時間ダイエットに挑戦

ちょっとテレビから遠ざかりつつある8.6秒バズーカー。

その、はまやねん。

高校時代はスリムなイケメンだったそうですが、テレビでブレイクして食生活が代わったことで激太り。

体重91.9kg、ウエスト109cm、皮下脂肪は7cm。

 

これではテンポの速い動きについていけず、相方の田中シングルは、売れなくなったのははまやねんがデブになってへげ強い動きについていけなくなったからだということで、

はまやねんはダイエットに挑戦、目標は3週間で7kg減。

 

で、試みたのが「8時間ダイエット」。

  1. 12日目:88.4kg
  2. 21日目:84.6kg

無事に3週間で7.3kgの減少に成功。ウエストも-9cm。

 

横から見た写真では確実にお腹も引っ込んでいました。

 

8時間ダイエットで減量

 

8時間ダイエットとは?

8時間ダイエットとは、アメリカのハリウッドやセレブの間で流行しているダイエット方法。

8時間ダイエットのやり方は、

  1. 食べる時間は8時間以内
  2. 決まった時間に食べる
  3. 午後6時までに食事を終える
  4. 毎日同じ時間に食べる
  5. カロリーのない水やコーヒーなどの飲用は自由
  6. 軽い運動(できるだけ午前中)をする

という簡単な方法です。

8時間ダイエットの方法

 

これで3週間で7kgも痩せることが出来るのであれば凄いですね!

  • 何を食べても良い
  • どれだけ食べても良い

ということは、肥満タイプの人には嬉しいですね!

 

食べる時間は8時間。食べない時間は16時間。

食べない時間帯に、食べたエネルギーを消費することによってダイエットできるのだそうです。

8時間ダイエットの原理

 


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8時間ダイエットで肥満解消

 

8時間ダイエットは、アメリカのDavid Zinczenko氏らが考えたダイエット法で、「The 8-Hour Diet」の著書もある。

David Zinczenko氏らは、24時間食べ続ける生活スタイルが肥満や糖尿病の原因であるとしてこのダイエット方法を提唱している。

詳しく見る ⇒ 8 Hour Diet

8時間ダイエットは糖尿病に良い

原著では、摂食時間は、

  • 午前9時から午後5時までの8時間
  • 午前11時から午後7時までの8時間

となっており、はまやねんが挑戦した時間帯の午後6時までに食べ終えるとは少し違うが、それ以外の時間には一切食べ物を口にしてはならないというもの。

この8時間ダイエットを実行すれば1週間で5kg、6週間続ければ10kgの減量が可能だという。

  詳しく見る ⇒ ten pounds in a week and up to 20lbs in six weeks,

 

8時間ダイエットの有効性は科学的に証明

David Zinczenko氏は、人間の体には消化のリズムや休止時間が本来備わっている野田は、われわれはこのリズムを無視して食事を摂るために、消化機能が不調になったりホルモンや酵素の働きに乱れが生じて肥満になると述べている。

 

この正当性は動物試験でも証明されています。

マウスを2つのグループに分け、

両方のグループに同じ量の高脂肪でハイカロリーなエサを与えたが、

  • 自由に摂食させた
  • 1日8時間だけ摂食させた

という時間を決めて100日飼育したところ、

1日中自由に節食させたマウスだけが太った

という結果が得られたそうです。

 

David Zinczenko氏は、8時間内に食事を済ませれば、その他の時間帯では8時間内に摂取したカロリーや体に蓄えられているエネルギーを燃焼するため太らないとしており、

 8時間ダイエットは体への負荷を減らすため、糖尿病、心臓病、腎臓病の予防にもつながる

と考えられているそうなのです。

 


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8時間ダイエットを有効にするために

8時間ダイエットの詳細は下記にも書いてありますが、

Eat whatever you want – but only between 9 and 5: New eight-hour diet promises weight loss of 10lbs in just one week

  詳しく見る ⇒ 8 Hour Diet

 

8種類の「スーパーフード」から、1日2種類食べることによってさらに効果が上がると述べています。

8時間ダイエットの食べ物

 

健康に良い8種類の魔法の食べ物と書いていますが、とりわけ珍しいものでは有りません。

  1. 卵と脂身の少ない肉(鶏肉など)
  2. 乳製品(ヨーグルトやチーズなど)
  3. ナッツ類(ピーナッツ、アーモンドなど)
  4. 豆類
  5. ベリー(いちごやブルーベリー )
  6. 色の明るい果物(りんごやオレンジなど)
  7. 穀物(玄米、全粒粉パン など)
  8. 緑の葉ものや野菜

特別な食品ではありませんし、糖尿病に良い食べ物といわれる、このサイトで紹介している食品と一致するのは非常に興味深いですね、、

 


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体重増加は食べ過ぎの証

体重の増減はカロリーの収支です。

どんなダイエット法でも、基本的に栄養管理の重要なポイントは変わりません。

体重の増減はカロリー収支で決まります。

8時間であれ、6時間であれ、消費カロリー以上に食べれば体重は増加します。

炭水化物、蛋白質、脂質の三大栄養素の摂取比率によって筋肉や脂肪の増え方は影響を受けますが、消費カロリー以上に食べれば体重は増加します。

 

体重を減らすには食べる量を減らす

8.6秒バズーカのはまやねんが、8時間ダイエットへの挑戦の中で言っていましたが、

  • 食べられなくなった
  • 胃が小さくなった気がする

ということは大きなポイントだと思います。

現実的に、

  • 午前11時に食事
  • 午後3時に食事
  • 午後7時に食事

と、8時間以内に4時間間隔で食事をしたときに、どれだけの量を食べることが出来るでしょうか、、、、。

午前11時に昼食をたらふく食べたら、午後3時にどれだけの量を食べることが出来るでしょうか、、、、

そして16時間の絶食で胃も小さくなってしまいます。

 

まとめ

カルロスゴーンや堀江貴文はどうして拘置所や刑務所で痩せたのか

にも書きましたが、

カルロスゴーンや堀江貴文が簡単に痩せたのは、

拘置所や刑務所の食生活では毎日15時間の絶食時間の有ることが大きかったようです。

 

8時間ダイエットは糖尿病にも有効

糖尿病の原因の一番は肥満です。

8時間ダイエットで体重を減少できれば確実に糖尿病の予防にはなるはずですから、試みてみるのも糖尿病予防の一つの方法かも知れません。

 

しかし、炭水化物のドカ食いは食後高血糖を招きますから、糖尿病と診断されて治療薬を服用している人は医者との相談が必要でしょう。

会社勤めをしているヒトは、8時間以内に3食を食べると言うことは現実的に無理でしょう。

その様な方は、炭水化物の量を減らす、糖質制限にチェレンジしてみてください。

 詳しく見る ⇒ スタンダード糖質制限食のやり方

 

糖質を全く摂らない糖質ゼロにする必要はありません。

  • 朝食のパンを半分に
  • 夕食のご飯を半分に

これだけでも血糖値に良い影響を与えるのです。

 

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