アボットの非観血的な血糖測定器FreeStyleリブレが保険適用

アボットジャパンは、2017年9月1日、

非観血的な血糖測定器であるFreeStyleリブレが保険適用になったと発表しました。

アボット社の採血無しで血糖測定が保険適用

FreeStyleリブレは欧州で2014年に発売されて以来、39ヵ国以上で発売され、

35万人以上の糖尿病患者で使用されている血糖モニタリングシステムです。

しかし、日本糖尿病学会もFreeStyleリブレに対する見解を発表しており、

残念ながら、

 自己血糖測定を代替することにはならない

というのです、、、

 

 

非観血的な血糖測定器FreeStyleリブレが保険適用

アボット ジャパンは、

2007年9月1日、

糖尿病患者における血糖モニタリングシステムの、

FreeStyleリブレが国内で保険適用になった

と発表しました。

 

FreeStyleリブレは、欧州で2014年に発売されて以来、39ヵ国以上で発売され、35万人以上の糖尿病患者で使用されているそうですが、

国内でも2016年5月25日に厚生労働省に承認され、2016年12月1日から販売を開始しています。

  詳しく見る ⇒ アボット社プレスリリース

上記の2016年11月21日のプレスリリースでは、

製品明は「FreeStyle リブレ Pro」となっていますが、

 

2017年9月1日の発表では、

製品明は「FreeStyleリブレ」となっており、多少変わったようです。

 

なお、2016年11月21日の発売時のプレスリリースでは、

“「FreeStyleリブレPro」は、2016年12月1日に保険適用となる予定です”と記載されていましたが、9ヵ月ほど遅れたのですね。

 

価格については、

保険適用になる前の臨床研究段階の保険外診療で、

  • Reader本体7,100円
  • センサー(1枚2週間分)7,100円程度

のようでしたが、保険適用で3割負担になるのでしょうか。

 


Sponsored Link

 

保険適用された血糖測定器FreeStyleリブレ

このたび保険適用された血糖測定器FreeStyleリブレとは、

  1. 14日間にわたって15分ごとに血糖値を測定してグラフ化できる
  2. 指先穿刺による採血でのキャリブレーション(補正)が不要
  3. 医師は5秒程度で14日間の血糖データをダウンロードできる

などの特徴があり、医者にとっても患者にとっても非常に利便性の高いとされています。

 

非観血的血糖測定器FreeStyleリブレの使い方

血糖測定器FreeStyleリブレについてはこのサイトでもご紹介していますのでご存じの方も多いと思います。

 詳しく見る ⇒ FreeStyleリブレとは

 

FreeStyleリブレは、

  1. 組織間質液中のグルコース値を記録するセンサー
  2. 測定値を読み取り表示保存するリーダー

からなっており、

  1. 500円玉大の丸いセンサーを二の腕に貼り付け、
  2. センサーの中央部の針が皮下に挿入され、
  3. 組織液のグルコース値を15分おきに測定する

仕組みなのです。

  詳しく見る ⇒ アボット社説明ビデオ

 

非観血的な血糖測定器と表記しましたが、

正確には「組織液の糖の濃度」ということで、「血液中の糖の濃度」ではありませんから、「血糖値」という表現は間違いなのですから注意が必要です。

 


Sponsored Link

 

日本糖尿病学会のFreeStyleリブレに対する見解

FreeStyleリブレの測定システムは「フラッシュグルコースモニタリングシステム」と言われるのですが、

日本糖尿病学会は、

2017年7月12日に「フラッシュグルコースモニタリングシステムFreeStyleリブレに対する見解」を出しています。

  詳しく見る ⇒ 日本糖尿病学会の見解

 

適応患者は、

  • インスリンなどの自己注射を週1回以上している糖尿病患者

   ただし、6歳以下と妊婦は除く

さらに、

  1. FreeStyleリブレは自己血糖測定を代替するのでなく補うという位置づけ
  2. FreeStyleリブレを用いても自己血糖測定を最低でも月20回以上行うこと。
  3. FreeStyleリブレの数値でインスリン投与量の調整はできない

と使用の条件を付けており、あくまでも参考データの位置づけです。

さらに、

FreeStyle リブレの利用にあたっては(中略)など糖尿病治療の専門的な知識が必要である。(中略)日本糖尿病学会は(中略)糖尿病を理解したチーム医療下での使用を推奨している。

と記載してあり、「糖尿病のチーム医療」をおこなっていり医療施設でしか使えないようです。

 

最後に、

本システムが、わが国の糖尿病診療に安全かつ有益な技術として定着するよう、学会として協力する。

と記載されていますがなんかむなしい、、、、

既に39ヵ国以上の国で使われている血糖モニタリングシステムで、10年以上の使用実績もあるのですから、もう少し前向きに認知して欲しかったと思います。

 

私がフォローしている1型糖尿病のかたのFaceBookにはこんな書き込みが、、、

今日が月一の診察日だったため、早速リブレを処方してもらおうと楽しみに出かけました。ですが、私のかかりつけの総合病院では、今回は取り扱わないとのこと。自己負担で購入し続けるのは、経済的につらい、かと言ってSMBGは痛くてストレス!
先生の説明では、別の会社からリブレと同じようなものが発売されるため、それを待つとのこと。

早く、他の非観血的な血糖測定器も承認されて欲しいものです。

 

関連記事(一部広告を含む)

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ