糖尿病の原因になる内臓脂肪を簡単に減らす10の方法

今日もご覧になっていただきありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。

 

はじめに

肥満は糖尿病のリスク因子であることはご存じだと思います。

肥満の人は糖尿病リスクが5.8倍も高いことが分かっているのですが、

 

特に女性では、

女性では内臓脂肪が1kg増えると糖尿病のリスクが7倍になる

というのです。

 

私は痩せているから安心という女性でも隠れ肥満が多く、

慶応大学の研究グループは痩せた女性でも糖尿病のリスクは高いということを報告しています。

 

内臓脂肪は皮下脂肪と異なって、溜まりやすいのですが減らしやすい脂肪なのです。

そして、

内臓脂肪を簡単に落とす10の方法があるのですが、ご存じですか?

 

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内臓脂肪を簡単に落とす10の方法

内臓脂肪が溜まる2大原因は、

  1. 食べ過ぎ
  2. 運動不足

です。

 

ですから、内臓脂肪を減らすには、

  1. 食べ過ぎない
  2. 運動をする

と簡単なことなのですが、コレがなかなかできないのです。

 

奥田昌子医師は、

 

内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法 」

という本を出しています。

 

 

奥田昌子氏は、京都大学医学部を卒業したあと、三菱ケミカル(株)豊橋事業所健康支援センターで産業医として20万人の健診を手がけ、

異本テレビの「世界一受けたい授業」にも出演し、「ぽっこりの最大の原因は内臓脂肪! 最速お腹やせレシピ」、「実はこんなに間違っていた! 日本人の健康法」など多くの健康本を著しており、

 

「内臓脂肪を最速で落とす」はAmazon本総合1位になった本なのです。

 

そこで、

奥田医師による、

  • 内臓脂肪のチェック方法
  • 内臓脂肪を簡単におとす方法

をご紹介しましょう。

 


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内臓脂肪をチェックする方法

女性は女性ホルモンの影響にもより、体質的に男性より内臓脂肪がつきにくいのですが、

痩せていても内臓脂肪が多い女性が増えているそうです。

 

内臓脂肪が溜まり安い人のチェックリストは、

  1. 胸よりお腹が出ている
  2. 20歳時より体重が10kg以上増えた。
  3. 健康診断で血圧、血糖、脂質の数値が高いといわれて
  4. 洋菓子、果物、アルコールを良く飲食する
  5. 便秘がちで下半身が良くむくむ
  6. 階段があってもエスカレーターやエレベーターを使う

だそうですが、あなたはいくつ当てはまりましたか?

 

エストロゲン(女性ホルモン)は、内臓脂肪を分解して皮下脂肪に変える作用があるため、

女性は本来は皮下脂肪が多く内臓脂肪が少ないのですが、

  • 動物性脂肪をよく食べカロリー摂取が多い
  • 普段からあまり運動をしない

という女性では内臓脂肪がつきやすいのです。

 

アスリートなどを除いて、成人になってからの体重増加の6割が内臓脂肪の重さで、

20歳以降に体重が10kg増えたとしたら、6kgは内臓脂肪だといわれています。

 

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて、

  • 溜まり安い
  • 減りやすい

という性質があります。

 

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて

  1. 合成が盛ん
  2. 分解が盛ん

だということなのです。

 

そのため、皮下脂肪も内臓脂肪もエネルギーは7000kcalですが、

  • 内臓脂肪は「出し入れしやすい普通預金」
  • 皮下脂肪は「出し入れしにくい定期預金」

と例えられるのです。

 

内臓脂肪を落とす10の方法

さて、前置きが長くなってしまいました。

 

内臓脂肪を落とす10の方法ですが、

 

  1. 食事の基本はごはんと味噌汁の組み合わせ
  2. 大豆製品を毎日一品は食べる
  3. 果物より野菜や海藻を食べる
  4. 週に4回は魚を食べる
  5. トーストを4枚切りから6枚切りに変える
  6. 肉や乳製品を少なめにする
  7. アルコールは週に5合までにする
  8. 一週間単位で食生活を考える
  9. よく眠る
  10. 一日に今までより3000歩多く歩く

というものです。

 

どれも比較的簡単に実行できそうです。

「今までより3000歩多く歩く」いついては駅や会社で階段を使えば実行できます。

 

減量というと「炭水化物を減らす」という人が多いのですが、

内臓脂肪は炭水化物を抜いても減らないそうです。

 

肉や牛乳、乳製品には脂肪が多いために内臓脂肪が付きやいので、肉であればできるだけ脂肪の少ない部位や鶏肉に代え、

調理法もできるだけ油を使わないで焼くか煮る、蒸すがオススメだそうです。

 

大豆には内臓脂肪が出す悪い物質を抑えて、脂肪の分解を進める成分が含まれているそうで、大豆をつかった納豆や豆腐でも効果があるそうです。

 

「一週間単位で食生活を考える」ということは、今日は食べすぎたと思ったら翌日は控えるようにして、1週間単位で調整すればOKだそうですから気が楽ですね構いません。

 


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まとめ

肥満は糖尿病のリスク因子であることは多くの研究で明らかになっており、

肥満の人は糖尿病リスクが5.8倍も高いことが判明しています。

 

特に女性では、

内臓脂肪が1kg増えると糖尿病のリスクが7倍になる

のです。

痩せているからと安心してはいけません。

皮下脂肪が少なくても内臓脂肪が多い隠れ肥満の女性でも糖尿病のリスクは高いのです。

 

内臓脂肪は溜まりやすいのですが減らしやすい脂肪でもあるのです。

頑張って内臓脂肪を減らしてみませんか?

 

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