糖尿病ならAGEが多い食品を避けてください

老化の原因物質であるAGE。

AGEは皮膚のシワを増やすだけでなく、

血管壁をボロボロにしたり、認知症やがんの発症にも関与しています。

AGEの多い食品を摂ることによって体内にAGEが蓄積されます

AGEは体内でも作られ、

糖尿病の高血糖が続くとAGEはどんどん作られてしまいます。

AGEの多い食品を避けることよりも高血糖を下げることが最優先です。

 

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AGEは血管をもろくする

AGEは、英語のAdvanced Glycation End Products の略で、日本語では「糖化最終産物」 といわれます。

AGEは蛋白質と糖が加熱されて作られ、この生成過程は「メイラード反応」といわれます。

美味しそうなキツネ色がAGE

蛋白質と糖が加熱され、メイラード反応によって、焦げ目がついたり、キツネ色、それがAGEなのです。

こんがりと焼けた美味しそうなキツネ色の食品にはAGEがたくさん含まれているのです。

食品中のAGEの量は加熱する調理法によって大きく異なります

AGEは体内でも作られる

体内のAGEの量が増えるのは、

  1. 食品からAGEを取り込む
  2. 体内でAGEが作られる

 

AGEは私達の体内でも作られます。

蛋白質に糖が結合し、体温で温められることによってAGEが作られます。

糖は血糖として常に血液中に存在しているのですが、糖尿病の高血糖などで血中の糖の濃度が高くなればなるほどAGEがたくさん作られるのです。

糖尿病では体内でAGEがたくさん生成されます

 

AGEは体に有害

AGEは体にとって有害物質です。

活性酸素が体をサビつかせるとして有名ですが、最近は活性酸素よりもAGEの方が体にとってより問題であることが分かってきました。

私達の体内には10万種類もの蛋白質がありますが、体内で最も量の多い蛋白質はコラーゲンで、皮膚の7割、骨の3割、血管も2割がコラーゲンでできています。

コラーゲンに糖が付着し、AGEが産生されると本来のコラーゲンのしなやかな状態が失われ、

  • 血管は固くもろくなり
  • 骨はもろく折れやすく
  • 肌も弾力が失われてタルミやシワができ、褐色のシミもAGEによる

ものなのです。

 

AGEは老化に伴って誰の体内にも溜まってきます。

40歳より50歳、50歳より60歳の人の方が体内のAGEの量が多いのですが、糖尿病の高血糖はAGEの生成を加速化しますからより蓄積量が増えてし、、、。

AGEの蓄積を少しでも減らすには、

  • AGEの多い食品をできるだけ摂らない
  • 高血糖を改善して体内でのAGE産生を抑える

ことが大事です。

 


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AGEが多い食品

AGEがたくさん含まれる食べ物を食べることで体内にAGEが蓄積されます。

食品中のAGEは消化管で大部分が消化されてしまいますが、摂取したAGEの7%が体内にとりこまれて蓄積されます。

私たちは1日3回、年間では1,000回も食事をしますので、

1回当たりのAGE摂取量はそれほど多くなくても、毎回AGEが多めの食品を摂っていれば長い間には大きな量になってしまうのです。

 

AGEは糖と蛋白質が加熱されることによって作られますので、調理方法によって作られるAGEの量は大きく異なってしまいます。

AGEは、

  • 加熱の温度が高いほど
  • 加熱の時間が長いほど

多く作られます。

  • 煮物 : 100℃
  • 揚げ物や炒め物 : 170℃~200℃、
  • オーブン : 200℃~240℃

ですから、

ゆでる、蒸す、煮るという調理法では100℃までしか温度が上がりませんが、

オーブンでは240℃まで上がりますからAGEの量も多くなります。

下の表のように、

鶏肉料理では、焼き鳥は水炊きの6倍、唐揚げでは10倍ものAGEが作られますから、揚げ物や炒め物ばかり食べていると体内にAGEが溜まることになりますので、調理方法も考えてバランス良く食べることが大切です。

 

AGEは調理法で増える

AGEの多い食品をピックアップしてみました。

でもご注意ください。

同じ食材でも、生ではAGEが少ないのですが、加熱によりAGEがグンと増えてしまうのです。

食品(調理法) AGE値(U/100g)
牛肉(生) 107
牛肉(ステーキ) 10,058
ハンバーガー 5,418
鶏肉(水炊き) 957
鶏肉(唐揚げ) 9,732
鶏肉(バーベキュー) 18,520
ベーコン 91,577
ソーセージ(生) 1,861
ソーセージ(焼く) 5,426
サーモン(生) 528
サーモン(焼く) 3,084

あなたの食事内容はいかがでしょうか、、

 

ファーストフードにはAGEが多い

久留米大学・医学部の山岸昌一教授は、『老けたくなければファーストフードを食べるな』を著作しています。

ファーストフードにはAGEが多い

山岸教授は、NHテレビ「あさイチ」や様々なテレビやラジオ番組でAGEの有害性について解説し、「AGEを体にためない方法」を説いている方ですが、循環器・糖尿病の専門医として診療に携わる一方で、糖尿病と血管合併症の原因物質としてAGEの研究をおこなっているAGE研究の第一人者です。

山岸教授は、

 ファーストフードを清涼飲料水で早食いするのは最悪

と述べています。

ファストフードはAGEのオンパレードで、

  • ハンバーガー
  • ホットドック
  • フライドチキン
  • フライドポテト

にはAGEが多く、フライドポテトは、茹でたじゃがいもの90倍ものAGEを含んでいるそうです。

コーラなどの清涼飲料水に含まれる人工甘味料のブドウ糖加糖液糖や果糖ブドウ糖液は砂糖よりもコストが低く、砂糖の1.7倍の甘味があるので、食後血糖値を急激に上げ、体内でのAGE産生を促進してしまうのです。

 


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血糖値を下げればAGEは減る

AGEは健康な人でも誰でも体内に溜まってしまうのですが、できるだけ体内への蓄積を抑える方法があります。

AGEの蓄積を少しでも減らすには、

  • AGEが多い食品をできるだけ食べない
  • 高血糖を改善して体内でのAGE産生を抑える

ことが大事です。

健康人でも食後には血糖値が上がりますので、

  • 食物繊維の多い野菜などから食べる
  • ゆっくり食べる
  • GI値の高い食品をたくさん摂る

ということで食後の血糖値のピークを低くすることができます。

 詳しく見る ⇒ 糖尿病の血糖値はGI値の影響が大きい

 

血糖値が高いといわれている人は

健康診断などで、血糖値が高いといわれている人はもう少し深刻です。

糖尿病で怖いのは糖尿病合併症で、血糖値が長く続くことにより引き起こされるのですが、これら糖尿病合併症は血管壁の障害が原因なのですが、これには上にも書きましたようにAGEが大きく関与しているのです。

 

血糖は薬の服用で下がりますが、薬を止めれば再び上昇してしまいます。

薬で血糖は下がりますが、糖尿病は治らないのです。

糖尿病を治すには食事療法で糖尿病体質を改善するしか方法がありません。

 詳しく見る ⇒ 糖尿病の食事療法は糖質制限がベストです

 

食事療法と聞くと、「病人食」を思い浮かべますが、糖尿病の食事療法は病人食ではありません。

 糖尿病の食事療法は健康食・長寿食です

毎朝の食パンを半分に、夕食のご飯を半分に、そして肉も野菜も食べ放題です。これが、糖質制限食なのです。

AGEは老化や糖尿病合併症を引き起こし、高血糖が作り出しているのです

 

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