糖尿病の血糖値を下げる食事は和食がおすすめです

糖尿病の治療の基本は、

  1. 食事療法
  2. 運動療法

なのです。

糖尿病で薬の治療が始まるのは、食事療法と運動療法で血糖値がコントルールできないときです。

しかし、食事療法や運動療法でうまくいかずに薬物療法に移行する人が非常に多いのが現状です。

それは、

食事療法ではカロリー計算や糖質の計算など煩わしくてなかなか長続きしないからです。

でも頑張って、

食事療法をある期間続ければ、血糖値が上がらない体質に改善できる

のです。

ですから、あなたも頑張って食事療法を続けてください。

Sponsored Link

 

糖尿病の治療は食事療法が最も有効

糖尿病だと診断されたら、糖尿病の治療薬が処方されます。

その薬を毎日飲み続けることになるのですが、糖尿病の治療薬はどのような効果が有るのでしょう?

 

糖尿病の薬は血糖値を下げる

糖尿病を根治する治療法は現在ありません。

糖尿病だと診断されたときに処方される薬の効能は、“血糖値を下げる”ことです。

高血糖自体は自覚症状もなく、生命を脅かすこともありません。

しかし、高血糖の状態が続くと、とても大変な状態になるのです。

 詳しく見る ⇒ 糖尿病は合併症が怖い

 

ですから、糖尿病の治療目的は血糖値を下げて、合併症を予防することが目的なのです。

高血糖を放置していれば、誰でも例外なく合併症が起きてきます。

失明したり、下肢切断を余儀なくされたり、人工透析が必要になるなど、合併症が起これば、社会生活に支障をきたすだけではなく、寿命も短くなり、最近の研究では痴呆症のリスクが高まることも分かっています。

 

糖尿病と診断され、薬を処方されたら必ず規則正しく服用しなければなりません。

問題は、あなたのように、「血糖値が高いがまだ糖尿病ではない」という方です。

糖尿病ではありませんから、薬を処方して貰うことはできません、かといって、今のままの生活を続ければ100%糖尿病になっててしまうのです。

あなたこそが、食事療法で体質を変えて糖尿病を防がなければならないのです。

 

どうして食事療法が治療法なのか

糖尿病の食事療法は、薬を飲むわけでもなく、ただ食べるもの、食べる量に注意を払うだけです。

食事は糖尿病であろうとなかろうと、誰でも食べるものです。

ですから、食事療法は軽視されがちなのですが、糖尿病の治療には一番効果があり、また例え医者から処方された糖尿病の治療薬を飲んでいるとしても、食事療法は糖尿病治療の最も効果的で重要な治療法なのです。

 

糖尿病を治療する目的は、根治する治療法がみつかっていない現在、糖尿病治療の最大の目的は、合併症の予防なのです。

合併症は、高血糖を放置していれば、誰でも例外なく起きてくるものですから、できるだけ早く血糖値を低い状態にも出さなければならないのです。

食事療法を確実に実行し、血糖コントロールしさえすれば、糖尿病はもちろん、怖い糖尿病性合併症と無縁の生活に戻れるのです。

血糖値が高いのは、栄養素の摂り方に問題があるのです。

食事療法は糖尿病の最も効果的な治療法なのです。

 


Sponsored Link

 

和食こそが糖尿病の食事療法に最適

食事療法といっても、特別な食事を取る必要があるわけではありません。

  • 必要な摂取エネルギーを上回らない
  • バランス良く栄養素を摂取すること

この二つを守るだけです。

 

あなたが生活するに充分な1日の摂取エネルギー量を決め、あとは、炭水化物、蛋白質、脂質の三大栄養素の必要量を、バランス良く摂取し、ビタミンやミネラルなども、欠かさずに摂ることが、糖尿病の食事療法なのです。

 

今までの食事の偏りを改め、健康的な食事に変えることで血糖値は正常範囲に戻ります。

この食事療法は、糖尿病だけでなく、生活習慣病を予防し、様々な疾患においても有効で、長生きするための健康食としても効果的なのです。

 

糖尿病の増加は食生活の西洋化にある?

日本において急激に糖尿病患者数が増加した背景には、「食生活の西洋化」だとする説があります。

糖尿病はかつては、「贅沢病」といわれていました。過ぎたる、美食や飽食が糖尿病の原因だとするのですが、あながち間違いではありません。

必要な量を必要なだけ摂ることが食生活の基本なのですが、脂肪や高蛋白食、ファストフードの摂り過ぎは糖尿病の原因になるからです。

昔の日本人の食生活はご飯と味噌汁を中心に、魚、豆類、根菜類などが基本でしたが、現在では、バターや脂質が多く、フライや揚げ物が多い西洋風に変わってしまいました、、、。

糖尿病予備軍のあなたも、食生活を見直し、本来の和食の食生活に戻してみませんか?

糖尿病の食事療法は簡単なのですが、慣れるまでは非常に戸惑うものですが、多くの本や、実際のメニューなどを指導してくれるDVDなどがあり

、慣れるまではそれらに頼ることは非常に有効な方法ですが、多くの食事療法の基本は和食中心のメニューが多いのです。

 


Sponsored Link

 

 食事療法はDVDを使って慣れるのがコツ

自分で糖尿病食を組み立てて毎日実行するのは非常に困難です。

糖尿病の食事療法を教える本やDVDなどがたくさん出ていますから、最初はその様なものに従って、マネをすることから始めるのがコツです。

  詳しく見る ⇒ スタンダード糖質制限食のやり方

 

例えば、藤城式糖尿病食事療法はDVDで詳しくメニューの組み立てなどを紹介してくれます。

DVDでは細かいところまで指導してくれますから、1ヵ月もそのプログラム通りに続ければ、自然とコツが身につきます。

その後は、カロリー計算をせずに、和食で腹八分目、これでOKです。

 

「1日の総摂取カロリーを1600Kカロリーに」といわれても3回の食事をうまく計算することは大変なことです。

でも、「腹八分目」と言われれば、あなたも感覚的に分かると思います。

食事療法を経験すると、食事療法を始める前には「食べ過ぎ」だったことに気付くと思います。

 

そして、食事を和食スタイルに切り替えれば、カロリーは洋食や中華に比べてカロリーも少ないのです。

キーワードは、「和食」+「腹八分目」です。

これが、食事療法になれるコツなのです。

 

関連記事(一部広告を含む)

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ