よくかんで食べて糖尿病予防|足立区
今日もご覧になっていただきありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。
糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、
糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。
今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えします。
はじめに
日曜日は国際糖尿病予防デーで、各地で糖尿病予防を啓蒙するための様々なイベントが行われました。
東京都足立区の衛生部データヘルス推進課では、
よくかんで食べて糖尿病予防
とのキャンペーンを行っています。
よくかむことによって満腹スイッチがONになり、
満腹感がはやく得られて食べすぎをや肥満を防止すだけでなく、
記憶力アップにも繋がるというのです。
糖尿病の予防はよくかんで食べること
東京都の足立区では糖尿病対策の一環として3つの「食べる」を推進しています。
- 野菜から食べる (満腹感が得られ、食べすぎを防ぐ)
- よくかんで食べる (早食いの人は太りやすい傾向にある)
- 1日3食 食べる (空腹が続くと脂肪をためやすく太りやすい体質になる)
よくかんで食べると満腹スイッチがONになる
よくかんで食べると、早く満腹感がえられることから食べすぎを防ぎ肥満を防止になるのです。
野菜から食べて糖尿病予防
食事では食物繊維がたくさん入っている野菜から食べることで食後の血糖値の上昇を抑えるのです。
さらに動脈硬化を防止して心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病の予防に役立つのです。
これはこのサイトでもサキベジなどでお知らせしたので実践していると思います。
厚生労働省も「プラス1皿やベジファーストで野菜摂取」を薦めています。
足立区衛生部データヘルス推進課では、
よくかむと肥満予防や記憶力アップなどの効果があるとよくかむことを推奨しています。
- 記憶力がアップ → 脳が刺激されて集中力がアップ
- 肥満の予防 → 早食いや食べ過ぎを防ぐ
- 胃腸の働きを助ける → 食べ物を細かくして消化を助ける
- 歯の健康 → 唾液がたくさん出て歯がキレイになる
詳しく読む ⇒ みんなでかむカム!足立区
よくかむためのポイントとしては、
- 姿勢を良くする (背筋をのばして足はしっかり床につける)
- 1口30回かむことを意識する(飲み込んでから次のひと口を入れる)
- 健康な歯と歯肉を保つ (食べたら歯をみがく)
かむことが糖尿病になるのであれば直ぐに実践してみたらいかがでしょうか。
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あだち・ベジタベライフで糖尿病の予防
足立区衛生部データヘルス推進課では、
糖尿病対策に重点を置いた「あだち ベジタベライフ~そうだ、野菜を食べよう~」をテーマにした野菜をたくさん食べる取り組みをもおこなっています。
詳しく見る ⇒ あだちベジタベライフ
家庭でも手軽に野菜が食べられるよう、区管理栄養士考案の簡単野菜レシピを掲載しています。下記リンク先で紹介していますので、ぜひご覧ください。
そして、野菜を食べるならこちらへ!と、「ベジタベライフ協力店」も募っています。
ベジタベライフ協力店とは、
- 野菜を販売しているお店
- 野菜の惣菜を販売している店
- 野菜たっぷりメニュー(野菜120グラム以上を目指す)を提供している店
- ベジ・ファーストメニュー(食前ミニサラダなど)を提供している店
- その他、野菜に関する取り組みを実施している店
など、野菜を食べる、野菜を買うなど、
健康のために野菜を食べる人をサポートしている店舗で、令和3年10月14日時点で875店も登録されています。
詳しく見る ⇒ ベジタベライフ協力店
足立区内で野菜を買う、食事をするのであればベジタベライフ協力店を訪れたらいかがでしょうか?
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まとめ
東京都足立区では、平均寿命や健康寿命が、東京都や全国の平均値を約2歳下回ることから、健康寿命をのばす取り組みを行っていますが、特に「糖尿病対策」に重点を絞った対策を強化しており、
- よくかむこと
- 野菜をたくさん食べること
を推奨しています。
これは足立区だけでなく何処でも、誰でもに共通する糖尿病予防対策です。
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