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    Categories: 糖尿病の予防糖尿病の診断

私が3年後に糖尿病になるリスクを予測してみた

今日もご覧になっていただきありがとうございます

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。

 

はじめに

今月の初めに日帰り人間ドックに行ってきました。

その結果が一昨日届きました。

 

気になる糖尿病関連の検査結果は、、、

判定ではBでした。

空腹時血糖値とHbA1Cがやや高めなのです、、、、

糖尿病のリスクが高いのかな、、、とチョット心配。

 

以前に、

自分の糖尿病を予測する方法がある

でお知らせしたように、

国立国際医療研究センターは糖尿病発症のリスクを評価する「糖尿病リスク予測ツール」を開発しました。

 

その後、厚労省の指摘で公開を停止したのですが、

昨年末に再公開したので、

さっそく、

私が3年以内に糖尿病になるリスクを予測してみました。

 

 

人間ドックの結果が出たが糖尿病は、、、

6月4日に日帰り人間ドックに行ってきました。

毎年同じ病院でほぼ同じ時期に日帰り人間ドックを受けています。

 

バリウムの胃検診は余り意味がないので、

胃カメラを追加オプション(5,400円)でつけ、

トータルの料金は58,320円です。

 

日帰り人間ドックでは耐糖能検査はなく、

糖尿病関係では空腹時血糖値とHbA1Cだけです。

 

結果は、

  2019年 2018年 2017年 正常値
空腹時血糖値(mg/dl) 96 97 102 70~99
HbA1C(%) 5.7 5.5 5.8 ~5.5

 

ということで、HbA1Cが5.5%を0.2オーバーし、

空腹時血糖値も上限ギリギリで、

B:軽度異常なるも現在は心配なし

という判定でした。

 

「現在は心配なし」といわれても「軽度な異常」といわれれば心配になってしまいます。

 


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自分が糖尿病になるリスクを予測する方法がある

以前に、自分の糖尿病を予測する方法があるでお知らせしたように、

 

国立研究開発法人 国立国際医療研究センタ-では、

3年後の糖尿病発症リスクを予測するAIシステムを開発し、公開しました。

 

国立研究開発法人 ・国立国際医療研究センタ-は、

厚生労働省の管轄になる国立の高度専門医療研究センターですが、

その中の糖尿病研究センターは2010年に設立され、糖尿病の病因お解明や新しい診断・治療・予防法などの研究を行っている施設ですが、

 

2018年10月25日に、

自分の健康診断の結果を入力すると3年後に糖尿病になるリスクがわかる

糖尿病発症のリスクを予測する方法を開発した

と発表し、

誰でもがアクセスして自分の糖尿病のリスクを予測できるシステムを公開したのです。

 

このシステムでは、

約3万人の健診データを基に、AIによる機械学習によって構築され、

3年以内に糖尿病を発症するリスクを予測できるのです。

 

しかし厚生労働省から、

予測結果画面の説明文などが「薬機法に触れる可能性あり」と指摘され、

公開を一時中止していたのですが、

 

国立国際医療研究センタ-は、

説明文を補足するなどして2018年12月に予測ツールを再公開しています。

 


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私が3年以内に糖尿病になるリスクを予測してみた

そこで、一昨日届いた今回の人間ドックの結果を元に、

私が3年以内に糖尿病いなるリスクを予測してみました。

 

3年後に糖尿病になるリスクを予測する方法

予測は非常に簡単です。

国立国際医療研究センタ-のサイトにアクセスして必要項目を入力するだけです。

 

入力して見る ⇒ 糖尿病リスク予測ツール

 

入力する項目は、

  1. 基本項目 : 12項目
  2. 追加項目(血液データ) : 9項目

 

基本項目である12項目を入力すれば予測できますが、

血液データの9項目を入力すればさらに精度を高く予測できます。

 

私は一昨日届いた人間ドックの結果がありましたので21項目全てを入力しました。

ただし問題は、

基本項目の「年齢」が30〜59歳まが対象なので、仕方なくサバを読んで最上限の59歳を入力しました。

 

その結果、

私が3年以内に糖尿病を発症するリスクは0.5%

と予測されました。

 

3万人を対象とした健康調査結果から、私と同じ検査結果で同年齢の人が3年以内に糖尿病になった確率は0.5%だったと言うことで、私と同じ年齢と結果の人では1,000人中5人しか糖尿病にならなかったと言うことのようです。

 

 

さらに、

55歳~59歳の人の糖尿病発症のリスクは7.4%だそうで、私の0.5%というのは非常に低い確率のようです。

 

まとめ

糖尿病を予防するためには、

  1. 肥満にならない
  2. 適度な運動をする
  3. 糖質の摂りすぎを控える

などですが、

はたして自分は糖尿病になる危険が大きいのか?

はどうしても知りたいものです。

 

国立研究開発法人 ・国立国際医療研究センタ-は、

私が3年以内に糖尿病を発症するリスクを予測するシステムを公開しています。

 

糖尿病が気になるのであれば、是非ともこのシステムで、

自分が3年以内に糖尿病を発症するリスクを予測

してみてください。

 

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