星野仙一さんの死因は糖尿病で膵臓がんなのか?
楽天の球団副会長の星野仙一さんが1月4日に亡くなっていたことが明らかになりました。
星野仙一さんは1947年1月20日生まれですから70歳でした。
野村克也さんは1935年6月29日生まれの82歳。
長島茂雄さんは1936年2月20日生まれの81歳。
王貞治さんは1940年5月20日生まれの77歳。
という、歴代の名選手に比べて非常に短い人生でした。
星野仙一さんの死因はニュース報道では明らかにされていませんが、
- 最近激ヤセした
- 膵臓がんだった
とネット上でウワサになっていますが、星野仙一の死因は何だったのでしょう。
星野仙一さんはがんを患っていたのか
現役時代は中日のエースとして活躍し、
選手を引退した後は中日、阪神、楽天の監督を歴任し、
合計4回のリーグ優勝を勝ち取り2013年には楽天を日本一にも導き、
- 燃える男
- 闘将
とも呼ばれた、「打倒巨人」を掲げた名将でした。
昨年には野球殿堂入りを果たし、
11月28日に東京で、12月1日に大阪で「星野仙一の野球殿堂入りを祝う会」が開催されたのですが、1ヵ月後に死亡されるような兆候はみじんもない姿だったのですが、、、。
しかし、
昨年の年末に体調を崩し、恒例のハワイへの家族旅行を急遽取りやめたのだそうです。
ネットや新聞では、関係者の話として、
星野仙一さんはがん闘病中だった
と報じていますが、
楽天球団は、
星野仙一さんが膵臓がんだったとのことをプレスリリースしたとのことです。
詳しく見る ⇒ Yahooニュース
株式会社楽天野球団は、星野仙一取締役副会長が2018年1月4日(木)午前5時25分に永眠されましたことをご報告いたします。
2016年7月に急性膵炎を発症したことをきっかけに膵臓がんであることが判明いたしました。
その後、体調に波はあったものの仕事に支障をきたすことなく過ごしておりましたが、2017年12月末より病状が悪化し、息を引き取られました。
星野仙一さんの最期は、家族に看取られ昼寝でもしているような安らかな表情だったそうですが、
故人の強い意思により葬儀は密葬で執り行われるそうです。
星野仙一は、1997年の中日ドラゴンズの監督時代に奥さんを白血病で亡くされ、その後は再婚をされずに二人の娘さんを育てられていますが、
一般人であるため、奥さんや娘さんの詳細は非公表です。
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星野仙一さんは糖尿病だった
星野仙一さんの死因はすい臓がんだったということです。
膵臓がんはがんの中でも予後不良として有名ながんの1つです。
膵臓がんは膵臓にできるがんですが、膵臓がんの90%以上は、膵管にできるがんで「膵管がん」といわれるのですが、
膵臓がんとは通常は「膵管がん」のことを指すそうです。
さらに、
膵臓がんのリスク因子としては、
- 慢性膵炎
- 糖尿病
- 肥満
- 喫煙
などがあるそうなのです。
詳しく見る ⇒ 国立がん研究センター
発見も治療も非常に困難な膵臓がん。
有名人もたくさん膵臓がんでなくなっています。
竹田圭吾、スティーブ・ジョブス、坂東三津五郎、千代の富士、、、
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星野仙一さんは糖尿病
糖尿病は膵臓がんのリスクファクターですが、
星野仙一さんは糖尿病だったのです。
星野仙一さんは2014年9月に楽天イーグルスの監督を辞任しましたが、
辞任の理由は腰痛の悪化。
2014年の5月末から体調不良で戦列を離れたのですが、単なる腰痛ではなく、
- 腰椎間板ヘルニア
- 黄色靱帯骨化症
の併発によるもので、
黄色靱帯骨化症とは、脊髄の後にある黄色靱帯という靭帯にCaが沈着して骨化する病気で、平成27年1月に指定難病に認定されて大変な病気なのです。
黄色靭帯骨化症の治療では外科手術により骨化した部分を切除する必要があるのですが、
糖尿病患者では術後の感染症のリスクが大きく
血糖コントロールの悪い糖尿病患者での外科手術は敬遠されるのです。
詳しく見る ⇒ 星野仙一さんの病気は糖尿病
黄色靱帯骨化症では外科手術により通常の生活に戻れるのですが、
脊椎のすぐ側の靱帯の手術のため5時間以上、場合によっては10時間もかかる手術で、
糖尿病が悪化している状態の星野さんは直ぐには外科手術ができなかったというのです。
その後、2014年9月に楽天イーグルスの監督を辞任した星野仙一さんは復帰され、NHKの解説などにも登場されていましたが、
2016年7月に急性膵炎を発症したことをきっかけに膵臓がんであることが判明いたしました。
とのことですから、
復帰して程なく膵臓がんが見つかったと言うことなのですね、、。
膵臓がんの5年生存率は、部位や進行程度などにもよりますが、
11~36%程度だといわれており、がんの中でも難しいがんなのです。
星野仙一さんの死因は膵臓がんだったのですね。
星野仙一さんの膵臓がんと糖尿病とが関連があるのかは不明ですが、
上に書きましたように、国立がん研究センターでは膵臓がんのリスクファクターの1つに糖尿病を挙げており、
糖尿病ではさまざまながんの発症率が高くなることも多くの研究で分かっています。
糖尿病は治らない病気ではありません。
- 食事療法
- 運動療法
で糖尿病から完全に離脱することも可能なのです。
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