糖尿病のオンライン診療を利用しませんか?

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えします。

 

はじめに

糖尿病の治療を途中で中断すると大変なことになるにも書きましたように、

糖尿病では治療を途中で中断してしまう人が非常に多いのです。

 

糖尿病治療薬メトフォルミンは新型コロナの死亡率を下げる

 

厚生労働省調べでは、

40歳以上の糖尿病患者では、

  • 1年間で約10%が通院を中断してしまう
  • 治療薬の服薬を中断する患者は約51万人

だということが分かっています。

中断する多くの理由は「医者に行くのが面倒」というのが一番多いそうです。

 

そんな人に朗報です。

糖尿病の治療でオンライン診療が可能なのですが、

UMed社は採血や採尿もできるオンライン診療を開始しました。

 

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糖尿病でもオンライン診療ができる

 

オンライン診療というのは、遠隔診療ともいわれるもので、

  • スマートフォン
  • パソコン
  • タブレット

などで、

  • 電話
  • ビデオ通話
  • チャット

などを利用して、

  • 予約
  • 診察
  • 決済

までをおこなうシステムです。

 

糖尿病のオンライン診療

 

かつては離島やへき地など一部の限定された地域でのみ行われていましたが、

2015年には、離島やへき地以外の遠都市部でもオンライン診療が行えることができるようになりました。

 

しかし、

一部の生活習慣病などを対象とし、

  • 直近3カ月間は毎月対面診療を行うこと
  • 3カ月に1回以上は対面診療を行うこと
  • 日常的に対面診療が可能であること

などの条件が付けられており、

実際には、ED、AGAなど保険診療ではない自由診療が中心でした。

 

新型コロナウイルス感染の拡大に伴って、

政府はオンライン診療の規制を緩和し、

2020年には初診もオンライン診療が可能となり、オンライン診療を実施する医療機関が増加しているのです。

 


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採血もできる糖尿病のオンライン診療

オンライン診療は、

  • 自宅にいても診察をうけ、
  • クレジットカードで決済し、
  • 宅配便で薬を受け取ることができる

という便利なシステムなのですが、

糖尿病の場合には「血糖値の測定」がネックになるのです。

 

在宅医療を軸としたヘルスケア関連サービスの開発・運営をする株式会社UMed社は、

採血や採尿もできるオンライン診療を開始しました。

 

自宅でできる糖尿病のオンライン診療

 

     詳しく見る ⇒ UMedプレスリリース

 

UMed社の糖尿病のオンライン診療の特徴は、

  1. スマホでオンライン診療
  2. 採血や採尿は看護師が自宅に
  3. 保険適用でリーズナブルな価格

というものです。

 

糖尿病の診療では、

  • 採血による血糖値の検査
  • 採尿による尿糖の検査

が必要になるのですが、診断に検査が必要な場合には看護師が自宅に来てくれて採血や採尿をしてくれるのです。

 

対象疾患は、糖尿病、高血圧、脂質異常症で、

診療対象地域は、渋谷区、新宿区、中野区、杉並区、世田谷区だそうです。

 


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まとめ

糖尿病では治療を中断する人が大変多いのです。

治療薬の服薬を止めても特に自覚症状が現れないからです。

しかし、服薬を中止して血糖値が高くなれば合併症が進行し、気づいたときには血管障害や網膜症で心筋梗塞や失明の直前だということも少なくないのです。

糖尿病でもオンライン診療が可能で、スマホやパソコンで受診して血糖低下薬を宅配便で受け取ることもできるのです。

 

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