喫煙は糖尿病に悪いので直ぐ禁煙してください

血糖値がやや高い糖尿病予備分の方、

糖尿病だといわれている方、

今すぐにタバコを止めてください。

タバコが糖尿病のリスクを高めることは多くの研究で明らかになっています。

厚労省も糖尿病では禁煙を勧告

タバコは身体に様々な害を与えます。

喫煙は、癌、心筋梗塞など多くの疾病の元になりますが、寿命を短くすること知られています。

35歳の人がタバコを吸い続けると平均寿命が10年も短くなるそうです。

タバコは寿命を縮める

タバコは糖尿病のリスクを高める

タバコは糖尿病にも悪影響を与えます。

タバコには、

  1. 交感神経を刺激して血糖を上昇させる
  2. インスリンの働きを妨げる

作用があり、糖尿病になりやすくなります。

糖尿病の人が喫煙を続けることは治療の妨げとなるのはもちろんのこと、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病性腎症などの糖尿病合併症のリスクが高まることが分かっており、厚労省でも糖尿病では直ちに喫煙を止め、禁煙するように勧告しています。

喫煙が糖尿病を引き起こすことは国内、海外を問わず多くの多くの疫学研究によって明らかにされています。

厚労省による、国内の7つの研究を含めた25の追跡調査の総合的解析では、

  喫煙者は2型糖尿病に1.4倍かかりやすい

という結果が得られているのです。

  • 喫煙本数が多いほど糖尿病になりやすい
  • 禁煙すれば糖尿病のリスクは低下する

ということも研究で明らかになっています。

 

禁煙しても喫煙による糖尿病のリスクは残る

糖尿病の予防には禁煙が重要なのですが、

  非喫煙者と同等のリスクまで回復するには10年以上の禁煙が必要

という衝撃な研究結果が報告されています。

これは、東京にある国立国際医療研究センターの研究報告で、2015年7月にPLOS ONEに掲載されたものです。

日本の、健康診断受診歴があるJ-ECOHスタディ(Japanese Epidemiology Collaboration on Occupational Health Study)に参加した成人男女5万3,930人を対象に、喫煙状況と糖尿病リスクの関連を調べたものです。

    詳しく見る ⇒ Akter S, et al. PLoS One. 2015 Jul 22;10:e0132166.

約4年の追跡期間中に4.5%に相当する2,441人が新たに糖尿病を発症したのですが、

  1. 現喫煙者の糖尿病リスクは1.34倍
  2. 過去喫煙者の糖尿病リスクは1.16倍
  3. 喫煙者では喫煙本数が増えるほど糖尿病リスクが上昇
     1日に21本以上喫煙する人は非喫煙者に比べてリスクが50%高い 

という結果が得られ、禁煙しても非喫煙者よりも糖尿病の発症リスクは高かったのです。

禁煙後の糖尿病リスクの低下については、

過去喫煙者における糖尿病のリスクは、非喫煙者に比べて、

  1. 禁煙5年未満では1.36倍
  2. 5~9年で1.23倍、
  3. 10年以上で1.02倍

であり、禁煙期間が長くなるほど糖尿病発症のリスクが低下することが分かったのですが、

 糖尿病発症リスクに対する喫煙の影響がなくなるまで10年もかかる

のです。

糖尿病には禁煙が必要

喫煙による糖尿病のリスクは禁煙しても短期間では低下しないのですが、禁煙を10年間続ければ非喫煙者のリスクにまで低下するのです。

糖尿病予防のためには一刻も早く禁煙に踏み切るべきです。

禁煙すれば寿命も延びる

禁煙すれば寿命は延びるのですが、

早めに禁煙すればそれだけ寿命が延びるのです。

禁煙すれば寿命が延びる

 

35歳で禁煙に踏み切れば、寿命は10年も延び、45歳には糖尿病発症のリスクも非喫煙者のそれと同じレベルまで戻るのです。

60歳まで吸い続けると、寿命の延長はたったの3年しか期待出来ず、糖尿病発症のリスクも70歳まで低下しないのです。

血糖値が高いなら、今すぐに禁煙に踏み切るべきです


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副流煙も糖尿病には悪影響です

タバコの害は煙です。

タバコは煙を吸っているのですが、

タバコの煙の中には、

  1. 4,000種類以上の成分が含まれ
  2. 有害成分は200種類以上
  3. 発癌物質が50種類以上

も含まれているのです。

最近は職場はもちろん、様々な公共施設での喫煙が禁じられるようになり喫煙者には肩身が狭くなりました。

副流煙はもっと怖い

公共施設や様々な場所で喫煙が禁じられるようになっているのは、「副流煙」の影響を避けるためです。

  • 喫煙者が吸う煙は「主流煙(しゅりゅうえん)」
  • タバコの先から立ち上る煙は「副流煙(ふくりゅうえん)」

と言われます。

副流煙にもタールやニコチン、発癌物質など多くの有害物質が含まれ、タバコを吸わない非喫煙者がタバコの煙を吸わないようにと、喫煙場所が制限されているのです。

非喫煙者が副流煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」または「間接喫煙」と言いますが、副流煙の方が主流煙よりも有害物質が多いといわれています。

最近のタバコのフィルターは非常に改良がなされ、フィルターは多くの有害物質を取り除いてくれるのですが、副流煙の方が主流煙よりも有害物質が多いというおかしな結果になってしまっているのです。

副流煙の吸入で脳卒中のリスクが高まる

 

実際に、副流煙は非喫煙者の健康を損ねているという研究報告が数多くあります。

最近の研究では、非喫煙者が副流煙に曝されると、脳卒中のリスクが約30%高まるという報告があります。

  詳しく見る ⇒ American journal of preventive medicine. 2015 Jun 16; pii: S0749-3797(15)00198-1.

アメリカのサウスカロライナ医科大学の研究グループは、45歳以上のアメリカ成人2万2,000人の健康データを分析したのですが、この中の約23%の人が副流煙に曝露されたと申告しました。

このグループでは、2003年4月から2012年3月の間に、脳卒中が428件発生していたのですが、糖尿病、高血圧、心疾患などの脳卒中のリスク因子を排除しても、非喫煙者における脳卒中の発生の内、約30%が副流煙の吸入と関連していたことが分かったのです。

研究グループは、「副流煙に曝露された非喫煙者で脳卒中などの有害事象のおこる可能性があることから、今後はさらに厳しい喫煙規制が必要である」と述べている。

血糖値が高いなら直ぐに禁煙に踏み切るべきです

いかがでしょうか、、、

有害物質 主流煙 副流煙
ニコチン 依存

1

1.8
タール 発癌 1 2.1
一酸化炭素 酸欠 1 4.7
カドミウム 腎障害 1 3.6
ベンツピレン 発癌 1 3.7
ベンゼン 発癌 1 10
アンモニア 肝障害 1 46
ホルム
アルデヒド
呼吸器
障害
1 50
ニトロソ
アミン
発癌 1 52

喫煙は、「百害あって一利無し」といわれますが、全くそのとうりです。

喫煙者の言い分は私も良く分かります。私も30歳までショートピースを吸うヘビースモーカーでした。

私は、妻が長男を身籠もったのを切っ掛けとして禁煙に踏み切りました。

 

喫煙は糖尿病のリスクを高めます

喫煙はあなたの健康を損ねます

そして、

副流煙は大事な家族の健康をも害しているのです


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