糖尿病の教育入院は健康保険が適用されます

糖尿病だと診断されたら「教育入院」を薦められます。

教育入院は強制ではありませんが、糖尿病を理解するためにも是非とも教育入院をするべきです。

しかし、、、問題は費用です。

2週間もの教育入院となると費用も馬鹿になりませんが、健康保険が適用されるのでしょうか?

個人で加入している医療保険の給付金は貰えるのでしょうか?

糖尿病の教育入院とは

糖尿病だと診断されると、「教育入院」を薦められますが、教育入院とはいったい何なのでしょうか?

糖尿病だと診断されたら貴方は病人

糖尿病だと診断されても、体の調子が悪いわけでもないし、痛いわけでもない、ただ血糖値が高いだけなのに、、。

でも、血糖値が高いということが病気なのです。

血糖値が高いからと放置しておくと、とんでもない副作用が起きるのです。

教育入院の目的は糖尿病の理解

教育入院の目的は糖尿病を理解することです。

 糖尿病を治療するためには、糖尿病について正しい知識を身につけることが重要なのです。

糖尿病患者の4割が治療を途中で止めてしまっています。

その理由は、「薬を飲んでも飲まなくても変わりがない」ということで、薬を飲むことを止めてしまう人が驚くほど多いのです。

しかし、高血糖が長く続くと体中の血管壁が傷害され、取り返しのつかない副作用が起きるのです。  糖尿病の教育入院は健康保険や医療保険がが適用されます

その他にも、糖尿病患者ではアルツハイマー病のリスクが高く寿命も短いことが明らかになっています。

教育入院では糖尿病に関する基本的な知識を学ぶ

糖尿病の教育入院の内容

教育入院の内容やスケジュールは多少、病院によって異なりますが、

  1. 2泊3日コース
  2. 1週間コース
  3. 2週間コース

の3つが準備されているとことが多いです。

    詳しく見る ⇒ 東京都済生会中央病院の糖尿病教育入院

入院中は日程表に従って、様々な検査を受けたり、食事療法や運動療法の指導を受けるのです。

2泊3日コース

2泊3日コースでは、

  • 合併症の検査 : 動脈硬化症のチェック、糖尿病腎症や神経障害の検査
  • 指導管理 : 栄養指導や薬剤指導
  • 運動療法 : 運動能力にあわせた運動療法の指導

などが主な内容です。

2週間コース

仕事がある方はなかなか難しいのでしょうが、食事療法について詳しく学ぶことが出来るため、2週間コースがお勧めです。

2週間の間に、食事療法や運動療法を実践することができますから、

  • 食事療法や運動療法で「血糖が下がる」、「体重が減少した」を実感でき

糖尿病治療における食事療法や運動療法の重要性を体感できるからです。

糖尿病の治療では、初期の段階できちんと食事療法や運動療法を実践することにより、薬から解放される可能性が大きいのです。

糖尿病の教育入院は健康保険が適用される

教育入院といっても入院ですから当然費用が発生します。

教育入院の費用は病院や食事内容などで多少変わりますが、

  1. 2泊3日コース : 約11万円
  2. 1週間コース  : 約23万円
  3. 2週間コース  : 約53万円

と、凄い費用が発生します。

しかし、ご安心して下さい。

国民健康保険など、公的な健康保険に加入していれば保険が適用されます。

通常は3割自己負担ですから、貴方が払う金額は、

  1. 2泊3日コース : 約3万3,000円
  2. 1週間コース  : 約7万円
  3. 2週間コース  : 約16万円

となります。

さらに、限度額適用認定証を利用すれば、

  • 2週間コースの自己負担 : 約9万円

で済むことになります。

高額療養費の限度額適用制度も適用される

公的健康保険の自己負担額は原則3割負担ですが、自己負担額が高額になった場合、年齢や所得に応じて決められている負担上限額を払えば良いという制度ですが、高額療養費の限度額適用認定証を受領しておく必要がありますので、教育入院の前に、看護師さんや会計窓口に相談してみて下さい。

  詳しく見る ⇒ 高額療養費の限度額適用認定証

また、入院前に間に合わなかった場合でも一旦請求金額を払った後で差額が返還されますから安心して下さい。

高額療養費の限度額は、年齢や所得額により異なりますが、

  • 上位所得者  :  150,000円 +(医療費-500,000円)× 1%
  • 一般  :    80,100円 +(医療費-267,000円)× 1%
  • 住民税非課税  :  35,400円

で決められます。

教育入院は医療保険の給付対象

個人で医療保険に加入している方は入院による給付金を受け取ることも可能です。

加入している医療保険の種類や内容によって異なりますが、「糖尿病による教育入院は、治療の一環」と見なされます。

  例を見る ⇒ 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命

医療保険や疾病入院特約など入院を保障する保険に加入されていれば、糖尿病による教育入院は、治療の一環であるため入院給付金のご請求対象となります。ただし、入院が長期間の場合などは、請求書類のみでは治療内容が確認できないことがありますので、詳細を確認させていただくことがあります。
教育入院とは、糖尿病を正しく理解することを目的とした入院であり、食事指導や運動指導などが行われるものです。糖尿病にかかると、食事指導などのために教育入院を勧められることがあります。教育入院では手術などは行いません。糖尿病は、主治医の指導のもと、正しい食事・適度な運動・習慣的服薬を守る、患者の自己管理が重要とされますが、教育入院はこの日常生活の血糖値をコントロールする特有の自己管理法を身に着けるための体験訓練のようなものです。

糖尿病による入院給付は2週間が限度

糖尿病の教育入院は、糖尿病を正しく理解することを目的とした入院ですが、糖尿病治療の一環として認められ、入院給付金が支払われます。

しかし、糖尿病による入院の全てが入院給付の対象によるものではありません。

本来、糖尿病治療は通院治療が原則です。

自分で食事療法や運動療法を行うことが困難だとしてと90日間入院したとしても、「入院の必要性や相当性は認められない」として入院給付金の支払いが拒否される可能性があります。

しかし、糖尿病性合併症により、「糖尿病腎症」などで長期の入院が必要になった場合は別ですが、、、、

いずれにしても、教育入院が貴方の加入している医療保険で給付対象になっているかどうかは、保険会社の担当者やコールセンターを通じて問い合わせておくことが必要です。

糖尿病の教育入院は健康保険が適用されます。

糖尿病の教育入院は医療保険の入院給付金の対象になります。

糖尿病をきちんと治したいと思っておられるのなら2週間の教育入院をお勧めします。


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