糖尿病の食事療法を続けるコツは簡単です

血糖値が高いと診断された貴方は食事療法を続けていますか?

後悔先に立たずという言葉は糖尿病にピッタリ当てはまります

まあこれくらい、、。明日からは、、。と先延ばしにして合併症が出たときには手遅れなのです。

実は、糖尿病の食事療法を続けることは簡単なことなのです。

貴方は糖尿病の食事療法を間違って考えていませんか?

糖尿病の食事療法は早いほど良い

食べることは、人生における大きな楽しみの一つです。

ダイエットのために食事量の制限や運動をしても、失敗したらまた始めれば良い、と気軽に考えますが、糖尿病ではそう簡単ではありません。

血糖値が高くても自覚症状がないために、食事療法や服薬を中断する人が非常に多いのです。

  • 癌だと診断されたら通院を止めますか?
  • 癌だと言われて食事療法を進められたら中断しますか?

糖尿病でも同じことなのです。

食事療法や服薬を中断すると糖尿病は進行する

食事療法の失敗が重なり血糖値が上がってしまうと知らず知らずのうちに病気が進行してしまい、「合併症」という深刻な事態を招いてしまうのです。

「気が付いたら取り返しがつかないことに、、、」というパターンが糖尿病には非常に多いのです。

「まさか自分が車いす生活になるなんて、、」とは、糖尿病の合併症が進み、足指の切断を余儀なくされたC子さんの悲痛な思いです。
専業主婦のC子さんは、50歳の時に糖尿病と診断され、食事指導を受けながら服薬を始めました。
しかし、食べることが大好きだったC子さんにとって、病院で指示される食事制限を守ることは、大きなストレスでした。
服薬を始めましたが3か月後の検診ではさらに血糖値が上昇し、「薬を飲んでも悪くなるなら、飲まなくても同じ」と通院をやめてしまったそうです。
そのまま以前と同じ生活を続けて4年後、ふと見た足の薬指と小指が黒く変色していることに気付いたそうです。
糖尿病合併症の神経障害によって足の感覚が麻痺し、靴擦れにも気づかず潰瘍、壊死していたのです。
病院で診断の結果、壊死した部分を切断し、杖を手放せない生活となってしまったそうです。

こんな症例は、糖尿病では多いのです。

 初期状態では自覚がない!これが糖尿病の怖さです。

糖尿病性合併症が怖い

C子さんのような糖尿病神経障害は、3大合併症の中で最も早く起こりやすいものです。

神経障害は糖尿病を発症してから5年以内に発症することが多いのですが、糖尿病だと気付かずに、手足のシビレを感じて病院を訪れ、初めて糖尿病と診断されるケースも多いのです。

神経障害の次に起こりやすいのは糖尿病性網膜症で、網膜の血管が高血糖により障害され酸素や栄養素が網膜に行き届かなくなり網膜が損傷を受け、視力を失ってしまうのです。

成人の失明患者の一番の原因は糖尿病性網膜症で、糖尿病になって7~8年で発症すると言われています。

さらに、糖尿病発症から10年ほど経過すると糖尿病性腎症を発症します。糖尿病性腎症では人工透析を行う必要があり、「1回4時間かかる透析を週に3回、一生」続けることになります。

糖尿病患者では服薬中断者が多い

厚生労働省の研究班の調査では、

医療機関で糖尿病の治療を受けている40歳以上の患者のうち、

  • 1年間で約1割が通院を中断
  • 服薬中断者の数は約51万人

この調査は40歳以上の患者を対象にしたもので、この傾向は若い世代ほど多いといわれ、30代以下を含めれば、相当数の治療中断患者がいると見られています。

糖尿病は、「後悔先に立たず」という言葉がぴったりする病気なのです。

糖尿病は贅沢病などと言われた時代もあり、気軽に考えられているのですが、糖尿病の本当の怖さを知っておくことが大切です。


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自己流の食事療法は危険

 

糖尿病の治療は、

  1. 食事療法
  2. 運動療法

が基本で、食事療法や運動療法で血糖値のコントロールができないときには薬物療法が開始されます。

食事療法は最も効果がある糖尿病の治療法ですが、失敗する人や継続できない人が多いのも事実です。

会社や友人との付き合いや家族との生活もあり、ときには食べたいものを食べて、食欲を満たしたい気持ちもあるでしょう。長い治療の間には、知らず知らずに「気持ちが緩んでいくこと」もあります。

自己流の食事療法は危険

糖尿病と診断されれば「教育入院」において、食事療法についての指導を受けるはずです。

教育入院中は、病院の食事や運動療法など管理された環境ですから血糖値はほぼ改善されます。

しかし、血糖値は退院後に徐々に上がってしまうのが通例です。

退院直後は、食事前にボウル1杯の野菜を食べたり、白米を減らしたり、と家族の協力も得ながら食事療法を続けるのですが、外食が増えたり、付き合いがあったりで、

  • 今日は良いか、、
  • 明日からキチンとしよう

とおろそかになってしまうのです。

また、

  • このくらいなら大丈夫

という個人の判断が食事療法の意義を間違えてしまっているのです。

「自分では糖尿病に良い食事」をしていると思っても、血糖値を下げるまでに至っていない内容の食事が多くなってしまうのです。

糖尿病の治療は、合併症を予防することが目的です。

そのために、確実に血糖値を下げる必要があるのです。

 

食事療法の定期的相談が有効

厚生労働省の調査では、糖尿病有病者の治療継続率は55.7%です。

糖尿病患者の半数は継続的な受診をしいないのです。

従って、通院を止めてしまっている糖尿病患者では食事療法もほとんど行われていないと考えられます。

また、上に書きましたように、「自分では糖尿病に良い食事」をしていると思っても、血糖値を下げるまでに至っていない場合が多いのです。

現在、病院ではなく、行政や民間企業も糖尿病の血糖コントールのための栄養相談をしている場所が増えています。

これらの支援を受け、適切な食事療法を行い血糖値の改善が見られたというケースは数多くあります。

糖尿病の治療では、専門家のアドバイスを上手に活用し、正しく自分の状態を知って食事療法を実施する必要があるのです。

食事療法を続けるコツは簡単

食事療法というと、

  • 特別な食事
  • 病人の食事

というイメージがあると思います。

しかし、

  • 糖尿病の食事療法は健康食
  • 糖尿病の食事療法は長寿食

だということをしっかりと理解してください。

糖尿病の食事療法では基本的に、

  • 食べたらいけないもの
  • 食べれば糖尿病が治るもの

は無いと思ってください。

糖尿病の食事療法は、

  1. 自分に合った量を食べる
  2. バランス良く食べる
  3. 規則正しく食べる

ということだけです。

血糖値を上げるのは炭水化物だけ

このサイトでは何回も言ってきましたが、

  1. 糖尿病は血糖値が上がる病気
  2. 血糖値を上げるのは炭水化物だけ

ということをしっかり頭に入れて下さい。

貴方の血糖値が高いのは炭水化物が多いからです。

糖尿病の食事療法を続けるコツは炭水化物を減らすことしかし、

  1. 主食を食べない
  2. 炭水化物ゼロ

などはできるわけがありません。

炭水化物の量を少し減らせば良いだけです。

  詳しく見る ⇒ スタンダード糖質制限食のやり方

貴方の血糖値に合わせて、

  1. 朝食のパンを半分にする
  2. 夕食のご飯を半分にする

これなら、貴方にでも簡単にできるはずです。

様々なプログラムが紹介されていますから、最初はそれらに習ってやることも良い方法です。

糖尿病の血糖値を下げる効果がある食品やサプリメントもたくさんあります。

このサイトでは、

などを紹介しましたが、血糖値を下げる基本は「食べている炭水化物の量を減らす」ことです。

あなたの血糖値が高いのは炭水化物の摂りすぎです

糖尿病の食事療法を継続するコツは普通の食事をすること

ただし、炭水化物の量を減らす必要があります。


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ではないのです。その人の体格、活動量に合わせた適切なエネルギー量を、バランスよく規則正しい時間に摂る、という基本的な食生活をいかに実行するか、が重要なのです。
「糖尿病性腎症」などの合併症が進んだ場合は、具体的な品目も制限をする必要もありますが、基本的には、バランスのよい健康的な食生活へ戻す、ということ。糖尿病でない人にもふさわしい健康的な食事内容ですが、糖尿病の場合は、「それを実行しないことが命のリスクにもなる」ところが少し違います。これが特別に「食事療法」とされている所以です。
専門家への定期的な相談で効果もアップ

食事は、基本的には嗜好も選択もその人の自由です。意識していなければ、だれだってバランスのいい食生活を実行し続けることは、容易ではありません。
そこで、たいていは、糖尿病と診断された場合、管理栄養士による食事指導を受けて基本を学びます。しかし、どんなに基本を理解しても、気が付かないうちに食べる量が増えたり、食べる時間が不規則になることはあります。
また、いつでも自分のペースで食生活を送れるわけではないので、例外の日もあります。血糖値が高くなっても自覚症状がないため、食事療法がうまくいっているかどうか日常ではわかりません。それを確かめるために、定期的な通院で血糖コントロール状態を確認します。さらには、治療経過を診て、定期的な見直しのために栄養指導を行う病院もあります。

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