糖尿病の血糖値を上げる食事や要因を知っていますか?

このサイトを訪れてくれたあなたは、血糖値が高く、糖尿病を心配されておられるのでしょう。

厚生労働省の平成24年の国民健康・栄養調査によると、我国の糖尿病患者数は950万人と推定されています。

さらに、食後血糖値が高い、糖尿病予備軍や隠れ糖尿病といわれる方も含めれば約2,050万人にも上るのだそうです。

あなたのように、糖尿病ではないが「糖尿病が疑われる人」は、20歳以上の男性では15.2%、女性では8.7%だそうです。

でも安心してください。

「糖尿病が疑われる状態」であれば、直ぐに健康状態に引き返すことができます。

しかし、このままにしておくと確実に糖尿病になってしまうのが、「糖尿病予備軍」や「かくれ糖尿病」いわれるあなたのような方なのです。

健康人でも血糖値は上がる

健康な方でも糖尿病の方でも食事をすることによって血糖値が上がります。

これは、食事によって摂取した炭水化物が消化管でブドウ糖に分解され、消化管から血液に吸収されたからです。

しかし、健康な方は食後2時間程度で食事前のレベルまで戻るのです。

一日の血糖値の変化

しかし、糖尿病患者では食事によって上昇した血糖値が食後数時間を経過しても低くならず、空腹時も高いレベルを維持してしまう状態になってしまっているのです。

あなたのような糖尿病予備軍の方も当然、食事によって血糖値が上がり、時間の経過によって食事前の値に戻るのですが、食後の血糖値の上昇率が高く、食事前の値に戻るまでに健康な方よりも時間がかかるのです(下図の食後高血糖に人のパターンです)。

ですから、健康診断時の空腹時の血糖値では健康人と変わらず、「隠れ糖尿病」といわれるのです。

糖尿病患者の血糖値の変化

怖いのは糖尿病性合併症

糖尿病自体は血糖値が高いだけで、痛いとか苦しいとかの自覚症状はありません。

やや疲れやすい、のどが渇きやすい、尿量が多い、などの自覚症状はあるのですが、それは糖尿病がかなり進んでからでなければ見られません。

ですから、糖尿病だと診断されても治療をしないヒトや、治療をしても自覚症状がないことから治療を止めてしまう人が多いのです。

糖尿病患者で治療を受けている人の割合は60%だそうです。

しかし、怖いの高血糖が続くことによって引き起こされる副作用です。

高血糖状態が長く続くと、

  • 血管壁の損傷
  • 血行障害

が起こるのですが、そのメカニズムについてはまだ良く分かっていません。

高血糖が続くと血液はドロドロになり細い血管だけではなく次第に太い血管の流れも悪くなり、

三大糖尿病性合併症が引き起こされるのです

  1. 糖尿病性神経障害  → 下肢切断
  2. 糖尿病性網膜症   →  失明
  3. 糖尿病性腎不全   → 人工透析や腎臓移植

成人の失明の原因の第2位は糖尿病、腎臓透析患者の45%は糖尿病性腎症で第1位だそうです。


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糖尿病の危険囚子

日本人の糖尿病の95%は2型糖尿病といわれる糖尿病で、

  1. インスリンの分泌不足
  2. インスリンに対する組織の反応の低下

が原因です。

2型糖尿病の危険因子(原因)は以下のようなものが挙げられています。

  • 遺伝
  • 過食
  • 肥満
  • 運動不足
  • アルコール摂取
  • 過労
  • ストレス
  • 不規則な生活
  • 加齢
  • 薬物

遺伝

近親者に糖尿病患者がいる場合はかなりの確率で糖尿病になることが分かっています。
遺伝により、インスリンの働きが悪いために血糖値が上がりやすい体質が受け継がれているからです。
しかし、例え両親が糖尿病であっても健康的な生活を続けていれば、糖尿病になることを防ぐことが可能です。
遺伝は確かに糖尿病の危険因子ですが、自分の努力により回避できる可能性があるのです。

過食・運動不足・肥満

過食をして運動不足であれば肥満になるのは当然です。
肥満体の人は、適正な体重の人に比べて、糖尿病や糖尿病予備群になる危険性が3~4倍高いとい研究結果があります。
肥満で体脂肪が増えることにより、インスリンに対する反応性が低下することが分かっています。

アルコール

アルコールは食欲を増進させる傾向があり、肥満に結びつきます。
さらに、アルコールの飲みすぎるは肝機能を低下させたり、生活習慣を乱す原因になります。

ストレス

過労や不規則な生活からくるストレスも糖尿病の大きな危険因子で、ストレスを受けると、血糖値が急激に上昇するという研究結果が報告されています。

最も重要なのは食事と運動

糖尿病の危険因子はたくさんあります。

その中で、「肥満」、「食生活の乱れ」、「運動不足」などが最も大きな原因だといわれています。

かつての日本人の糖尿病患者は“痩せた人”が多かったのだそうですが、最近の糖尿病患者は“肥満の人”が増えているそうです。

上にも書きましたように、体脂肪が増えると組織のインスリンに対する反応性が低下し、ブドウ糖の取込みが悪くなり高血糖になってしまいます。そして、インスリンの過剰分泌が続き、しまいには膵臓が疲れ切り、インスリン分泌が低下する、、という流れが考えられています。

肥満 → インスリンへの反応が低下 → 高血糖 → 多量のインスリン分泌 → 膵臓の疲弊

糖尿病予備軍で肥満傾向にあるとしたら、直ちに、食生活の見直しと、適度な運動を取り入れた方が良いでしょう。

  1. 食生活の見直し
  2. 適度な運動

ダイエットに挑戦したことがありますでしょうか?

運動でカロリーを消費しようというのは並大抵ではありません。茶碗一杯のご飯のカロリーはせいぜい200Kカロリーですが、これを消費するためにはジョギングで3km(およそ30分)走る必要があります。

血糖値を下げるには、まず一番の危険因子である食事から手を付けたらいかがでしょうか。


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