AIのチャッピーに聞いてみました。
「りんご」と「アップルジュース」で健康に良いのはどっち?

チャッピーの答えは、「健康に良いのは圧倒的にそのままりんご(生りんご)」です。
あなたはその理由は分かりますか?
#この記事は20年以上にわたり製薬会社で糖尿病治療薬の研究開発を行っていた医学博士けんぞうが書いています。
日本糖尿病学会や厚生労働省も述べるように糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。糖尿病の食事療法については「糖尿病治療で食事療法が最も重重要な理由」で詳しく説明しています。
毎日フルーツジュースを飲むと糖尿病リスクが21%高い
ハーバード大学の研究グループはちょっと衝撃的な論文を発表しています。
Eating whole fruits, particularly blueberries, grapes, apples, linked to lower risk of type 2 diabetes 詳しく見る ⇒ 原著論文
18万7,382人を対象に、
- フルーツを食べる頻度や量と糖尿病の発症
- フルーツジュースを飲む頻度や量と糖尿病の発症
の関係について調べたものです。
その結果は、毎日フルーツジュースを飲むと糖尿病リスクが21%高いということがわかったというのです。

しかし、
フルーツを週に2回以上食る人は糖尿病のリスクが23%低いということもわかったそうですが、
毎日のフルーツジュースを3回はフルーツとして食べると糖尿病のリスクが7%低下する
ということもわかったのです。

これはフルーツではなく、野菜ジュースでも同じ結果が得られたと述べています。
【データからの視点】
・フルーツジュースを毎日飲むと糖尿病のリスクが上がる
・フルーツとして食べると糖尿病のリスクは下がる
ということです。
フルーツジュースは急激に血糖値を上げる
フルーツや野菜は糖尿病で血糖値が高くても食べても良い食べ物だと思っていた人にはちょっとショッキングな研究報告でした。
フルーツとフルーツジュースは何が違うのでしょうか?
オレンジとオレンジジュースは全く別物です
「私の飲んでいるのは果汁100だから果物と同じ」と思っているかもしれませんが、全く異なるのです。
決定的な違いは食物繊維の量です
オレンジジュースは加工、搾汁の過程で果肉や皮などに含まれる食物繊維のほとんどが取り除かれてしまいます。
オレンジジュースでは食物繊維がほとんど含まれないのでGI値が高く血糖値を上げやすいのです。

GI値とは「スパゲッティーは血糖値が上がりにくい」でも詳しく書きましたが、「血糖値を上げる指標」です。
GI値が高いということは食べた後に血糖値が上がりやすい食品ということで、糖尿病ではGI値が60以下の食品を摂ることがすすめられています。

「サキベジ」という言葉を良く聞くと思いますが、これは糖質の前に食物繊維を摂るということです。
オレンジジュースを飲むということは、サラダやおかずを食べずに、いきなりご飯を早食いすると同じことなのです。

「ポカリスエットで血糖値が上がる」でも説明しましたが、糖質の多い飲み物の一気飲みでは食後血糖値が一気に上がるので要注意なのです。
【データからの視点】
・フルーツや野菜は健康維持に欠かせない食品です
・しかし、摂り方が悪いと健康を損なうこともあるのです
まとめ
毎日フルーツジュースを飲んでいるから健康的だと過信してはいけません。

ときどきはそのままで食べるようにしてください。
最終更新日:2026年6月 初掲載日:2020年8月





