糖尿病の診断で重要な4つの初期症状

糖尿病には初期症状が無いと良くいわれます。

しかし、ほとんどのヒトは見逃したり気に留めていないのです。

糖尿病では早期発見が鍵ですが、糖尿病の診断に重要な4つの初期症状とは、、、

糖尿病の診断のチェックリスト

糖尿病とは、インスリンというホルモンの分泌量が低下して高血糖が慢性的に続く病気のことです。

糖尿病には1型と2型糖尿病があり、日本人の95%は肥満や過食などが原因の2型糖尿病ですが、

  • 男性では約6人に1人
  • 女性では約11人に1人

が2型糖尿病だといわれています。

さらに年齢が進むと、60歳男性では5人に1人、70歳男性では4人に1人が糖尿病なのです(平成25年・厚生労働省・国民健康栄養調査)。

初期症状で糖尿病を診断することが可能です

これほど多い糖尿病ですが、糖尿病だと気づくには、

  1. 自覚症状で気づく
    糖尿病の自覚症状に気づき、医療機関で受診して診断
  2. 健康診断で気づく
    自覚症状がなく、健診診断や人間ドックで糖尿病だと診断される
  3. 合併症で気づく
    神経障害や目の異常で医療機関を受診し、糖尿病だと診断される

があるのですが、1の自覚症状に気づいて、、というヒトは意外に少なく、合併症を発症して気づくヒトが増えています

糖尿病の診断のためのチェックリスト

下記の糖尿病チェックリストで、どれくらい当てはまりますか?

  1. 血糖値が高いといわれたことがある
  2. 高血圧である
  3. 肥満体である
  4. 年齢が40歳以上
  5. 家族や近親者に糖尿病の人がいる
  6. 運動不足である
  7. のどが渇き良く水を飲む
  8. 良くトイレに行き尿の量も多い
  9. 良く食べているのに体重が減少した
  10. 疲れやすく怠い
  11. 生活が不規則
  12. ストレスが多い
  13. お酒を飲み過ぎることがある
  14. 早食いである
  15. 魚より肉を食べることが多い
  16. 野菜は嫌いである
  17. ファストフォードやジャンクフードを良く食べる
  18. 缶コーヒーや炭酸飲料をよく飲む
  19. タバコを吸う
  20. 歯周病である

20問の内、当てはまる項目が1/3の7項目以上あったら、「糖尿病に気を付ける必要がある」と考えてください。


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糖尿病を診断するための初期症状

糖尿病は、初期段階では、自覚症状がほとんど無いか非常に軽微です。

2型糖尿病は非常にゆっくりと進行するので、大部分のヒトは糖尿病に罹患しても気づかないことが多いのです。

しかし、臨床的には糖尿病にも症状があり、代表的な糖尿病の症状は下記のようなものだといわれています。

  1. 口渇
  2. 尿の量や回数が多い
  3. 急激な体重減少
  4. 疲れやすく倦怠感
  5. 目がかすむ
  6. 手足のしびれや指先の冷え
  7. 性欲減退や勃起不全
  8. 月経異常

この中で、初期症状として重要なのは4つの初期症状です。

  1. 口渇
  2. 多尿
  3. 急激な体重減少
  4. 疲労感と倦怠感(ダルい)

口渇

糖尿病の初期症状で重要なのは「のどの渇き」です。

健康な人の血糖値は食後でも140mg/dlを超えることはありませんが、糖尿病では500~700mg/dlぐらいまで上昇することも希ではありません。糖尿病になると、インスリンの効果が弱くなったり、インスリンの分泌量が減少するため、血糖(ブドウ糖)がエネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなり、血液の中に溜まってしまうからです。

血糖はブドウ糖ですから、血糖値が高くなると血液はシロップのように粘度が増し、脳はこの状態を脱水状態と判断して水を飲んで粘度を低くするように指示するのです。さらに、血液の濃度や粘度が高くなると組織細胞の水分は血液に奪い取られて脱水状態となるため、脳は水を飲むように指令するのです。

そこで、糖尿病になり血糖値が高くなるとどんどん水を飲んで、ブドウ糖を腎臓から尿中へ排泄するよう働き、飲んだ水も直ぐに排出されるため、のどの渇きは治まりません。

糖尿病では体内の水分が減りやすく、そのことで、唾液分泌も減り、喉の渇きとともに、口腔内に粘り気を感じことも少なくありません。

特に汗をかいたわけでもないのに喉が渇いてしまうのは糖尿病のサインなのです。

頻尿と多尿

血糖値が上昇すると、腎臓は血液中のブドウ糖を水分と一緒に尿中に排泄しようとするため、昼夜関係なくトイレに行く回数が増えます。

また、喉の渇きから水分をたくさん摂ることになるため、トイレへ行く回数も増え、せっかく摂った水分も尿として排泄されてしまうため、口渇、飲水、多尿のサイクルは終わり無く続くのです。

体重の減少

糖尿病というと、過体重や肥満のイメージが強いのですが、ダイエットをしていないのに急激に痩せ始めたら糖尿病の重要なサインです。

糖尿病になると、正常に食事をしていても、インスリンの働きが悪くなったりインスリンの分泌量が減少して、血糖が組織に取り込まれなくなり血中に停滞してしまうのです。

血中のブドウ糖は脳や体組織の重要なエネルギー源ですが、血液中のブドウ糖が組織に届かなくなると、身体は体脂肪を分解してケトン体に変換し、ケトン体をエネルギー源として使うようになります。

従って、糖尿病では正常に食事を摂っていても食べたものをエネルギーとして利用できず、体内の脂肪や蛋白質をエネルギー源として使うため、体重が減ってしまうことがあるのです。

ケトン体と同時にアセトンも生成されその一部は呼気に排泄されるので、呼気がフルーツ臭(アセトン臭)を感じさせることもあります。

糖尿病による体重減少は、口渇、多尿よりも糖尿病が進んだ段階でみられますので、糖尿病で痩せてくるのは糖尿病としてはとても悪い状態です。

自分では気づかなくていても、周りの人から、「痩せたね」といわれたら糖尿病の初期段階かも知れません。

疲れやすくダルい

上にも書いたように、通常は食事で摂取したものはエネルギーに変えて活動源としますが、糖尿病になるとインスリン不足から食べたものを円滑にエネルギーに変えられず、身体の細胞はエネルギー不足の状態に陥り、疲れが溜まってしまいます。また、エネルギー不足によりやる気も失せてしまい、

 

つまり、全身がだるく、疲れやすくなるのは、インスリン作用不足やインスリンの分泌不足により、血中のブドウ糖を利用できず、活動エネルギーが足りないためなのです。

「全身がだるく、疲れやすい」というのは糖尿病のサインかもしれません。

糖尿病の初期症状を感じたら直ぐに受診を

このように、糖尿病の初期症状は病気とは無関係のような症状なのです。

糖尿病の初期症状は、臨床的には下記のようなものですが、

  1. 口渇
  2. 尿の量や回数が多い
  3. 急激な体重減少
  4. 疲れやすく倦怠感
  5. 目がかすむ
  6. 手足のしびれや指先の冷え
  7. 性欲減退や勃起不全
  8. 月経異常

目がかすむ、手足がしびれる、という症状は糖尿病合併症のサインです。

初期症状として重要なのは1~4の初期症状なのです。

のどが渇く、トイレの回数が多い、疲れやすい、、などは糖尿病のサインだとは気づかず、見逃してしまうことが多いのです。

糖尿病は発見が早ければ早いほど治療も簡単で健康体に戻れるのです。

のどが渇く、トイレの回数が多い、疲れやすい、などは糖尿病のサインです

半日休暇を取って医療機関で検診を受けて下さい

その場合には電話で連絡し、朝食を摂らないで行くことが必要です


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