森永卓郎さんはインスリン注射をするほどの重症の糖尿病。
そして、ライザップに挑戦して激ヤセしたのも有名な話です。
同時に森永卓郎さんの糖尿病も回復したのです。
森永卓郎さんは重症の糖尿病
森永卓郎さんは1957年7月12日生まれの59歳。
東京大経済学部卒で、日本専売公社(現日本たばこ産業)、UFI総合研究所勤務などを経て、現在は独協大経済学部教授。
専門はマクロ経済で、年収300万円時代を生き抜く経済学など著書でも有名な経済アナリストでTV出演も多数。
そんな森永卓郎さんなのだが、糖尿病だったことでも有名。
忙しさのストレスもあって、爆食いや寝不足の不摂生の生活。
1日5食で、朝起からカツ丼を食べ、1.5リットルのジュースやサイダー、コーラのペットボトルを一気飲みで1日の摂取カロリーは5,000カロリーと成人男性の3倍近くの摂取量。
その結果、身長は167cmなのに体重は95kg。
そんな森永卓郎がついに糖尿病に、、、
糖尿病と診断されたのは、2009年の年末。
太ももがぱんぱんに腫れ、医者の診察を受けて血糖値を測ったところ、
- 血糖値 400mg/dl
- HbA1c 11.4%
これは既に重度の糖尿病。
眼底写真でも眼底は網膜出血で、主治医には失明寸前とでしたと言われたそうだ。
ようやく通院することになり、糖尿病の治療を開始したのです。
が、、、、
約2年間、糖尿病治療薬を服用したが、血糖値はなかなか下がらず、インスリン注射を開始。
インスリン注射は1日2回。
しかし、仕事の忙しさにかまけて、インスリン注射を忘れたり、、、
森永卓郎さんがライザップに挑戦
そんな森永卓郎さんが、2015年10月、ライザップ(RIZAP)に挑戦することが決定。
TBSのオールスター感謝祭の視聴者投票で、藤本敏史、堀江貴文らに勝って選ばれたのです。
その賞品が、
- 500万円の賞金
- 2ヵ月間のライザップのトレーニング
詳しく見る ⇒ 森永卓郎がライザップの糖質制限食に挑戦
ライザップのトレーニング開始に当たっては、森永卓郎さんが重度の糖尿病のために、慎重な検査をしたそうです。
開始前には、CT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像装置)検査はもちろん、血管や脳ドック検診などたくさん検査を受けたそうです。
ライザップのメニューは、
- 運動
- 食事指導
の二本立て。
運動は週2回で、1回が50分と意外と少なく、短いですね。
運動は、筋力トレーニングが主体で、筋肉をつけるためのトレーニングで、辛い!と感じる限界値の少し上まで負荷をかけ、筋肉を増やしてエネルギー消費を増やす狙いです。
森永卓郎さんは筋力が弱くトレーニング用のバーベルは30kgだったそうですから、女性並みですね、、。
しかし、普段は運動をしていない人ほど、運動の効果が出やすいものです。
ライザップの筋力トレーニングは、各人に専属のトレーナーが付きっきりで声を掛け、励まし、時には叱咤するそうですから、苦しいトレーニングでも続くのですね。
「森永さん、すばらしい、あと2回は挙げられますよ」といわれたら、頑張っちゃいますよね、、、。
食事も、毎回、携帯でトレーナーに報告するシステムですが、炭水化物や果物、根菜類など糖質が多いものは禁止で、肉や魚、卵などはいくら食べても良いと言うやり方です。
森永卓郎さんの場合にも、病院の栄養士の食事指導と、ライザップの栄養士の指導はほぼ同じだったそうですが、毎回の食事を携帯の写メで送ると、具体的にアドバイスをしてくれたそうです。
そして、2ヵ月後の結果は、
体重が20kg減少!!
詳しく見る ⇒ 森永卓郎がライザップで激ヤセ
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森永卓郎の糖尿病は食事療法で回復
気になるのは、森永卓郎さんの糖尿病。
ライザップでのトレーニング中は、
最初の1ヵ月は糖尿病治療薬を服用
しかし、
トレーニングを始めて1ヵ月頃に、
主治医から糖尿病薬の服用を止められた
のだそうです。
ライザップのトレーニングを始めるなり、血糖値は一直線に下がり始め、以前の400 mg/dlぐらいあった血糖値は薬を併用すると50 mg/dl近くにまで下がってしまい、危険な状態になってしまったのだそうです。
そうなんです、ライザップの食事法は「糖質ゼロ」の糖質制限なのです。
糖質を取っていない状況で血糖低下薬を服用すると低血糖になり危ないのです。
血糖値を上げるのは糖質だけ
血糖値を上げるのは糖質(炭水化物)だけなのです。
白米を食べると血糖値は急激に上がるのですが、肉や魚をいくら食べても血糖値は上がらないのです。
さて、その後は、、、
ライザップのトレーニングを2ヵ月続け、体重は20kg減少。
11.4%あったHbA1cもトレーニング終了時には5.8%まで低下。
その後、2016年のインタビューでは、6.1%ぐらいですと答えています。
現在は、
炭水化物が多い食事を食べたいと思わなくなったそうですが、
1日に茶碗半分ぐらいはご飯を食べるようにしています
とのことで、
医師からは血糖値を100~150 mg/dlぐらいに保つように指示され、低血糖になったかなと感じたら、飴やチョコレートを食べて、調整するようにしているのだそうで、定期的な検査でも全く問題はないと言われているそうです。
森永卓郎はライザップの糖質制限食で重度の糖尿病から回復したのです。
血糖値を上げているのは糖質だけなのです。
森永卓郎さんほどの完全糖質制限をしなくても、あなたの状態にあった、マイルドな糖質制限で充分です。
- 朝食のパンを半分に
- 夕食のご飯を半分に
これならあなたにもやれるはずです。
糖尿病を治せるのはあなたの食事療法です。
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