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渡辺徹さんは糖尿病の合併症で大変

今日もご覧になっていただきありありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。

 

はじめに

渡辺徹さんが糖尿病なのは有名な話。

しかし現在、週に3回の人工透析をうけているのだそうだ。

渡辺徹さんの人工透析は明らかに糖尿病合併症の糖尿病腎症でしょう。

 

 

渡辺徹さんは糖尿病

先日お伝えした、NHKテレビのガッテン、オクラは血糖値を下げる!という番組にも出ていた渡辺徹さん

番組では駄洒落を飛ばしながらも、糖尿病の血糖値をさげるというオクラの話に熱心に聞き入っていた渡辺徹。

渡辺徹さんが糖尿病だということは有名な話。

 

渡辺徹さんは身長180cmと大柄なのだが、デビュー当時は72kgと超スリム。

それが、直ぐに100kgを超え、ふくよかな体形のおかげで、グルメ番組への出演なども多く、2010年のデビュー30周年ライブの際には、ピーク時の体重が130kgあったことを明かしている。

 

それもそのはず、

食生活は、

  • 何にでもマヨネーズを
  • カルピスは原液で飲む
  • 炭酸飲料は1日9リットル

といった内容で、摂取カロリーは6,000kcalと一般男性の3倍以上だったそうだ。

 

2016年現在、55歳だが、渡辺徹さんの糖尿病は既に30歳の頃から始まっている。

30歳の頃、糖尿病で緊急搬送され糖尿病の闘病生活。

 

妻の郁恵さん(旧姓:榊原郁恵)は料理嫌いを返上し、連日、カロリー計算によるヘルシーメニューを作り、かいもあって大幅なダイエットに成功。

しかし、地方へのロケでは食べまくっていたそうで、自分から進んで地方の仕事を入れていたそうだ。

 

以後は太っては痩せ、痩せては太ってのリバウンドの繰り返し。

  • 14kgのダイエットに成功するもすぐに15kgのリバウンド
  • 100kg超えたので奮起して20kg痩せたが40kgのリバウンド

こんな繰り返し。

そして、

2012年4月には、3月中旬から動悸と疲労感を感じ、自宅で療養していたのだが、精密検査により心筋梗塞による虚血性心疾患が判明。

6時間ものカテーテル手術により、完全に閉塞した冠動脈の血流を復活させ一命を取り留めた。

さらには、その1年後の2013年3月に、急性膵炎で緊急入院している。

 


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渡辺徹は糖尿病の合併症

糖尿病に続き、

  • 心筋梗塞
  • 急性膵炎

と来れば、明らかに糖尿病合併症が進行していることが分かる。

渡辺徹さんの事務所では、いづれも軽症で経過は順調と伝えていたのだが、、、、

週刊新潮 7月28日号では、

いつの間にか成人病のデパートになっていた

渡辺徹の人工透析

という記事が、、、、。

 

 

 

所属事務所では、

 

いずれも経過は順調、、、

と、コメントしていたのですが、実は、糖尿病がかなり進行しているようなのです。

人工透析とは、

  1. 腎臓機能は働かなくなる
  2. 老廃物を尿に排泄できない
  3. 老廃物が血液中に溜まる

ということで、このままにしておけば死に至るために、

  1. 血液を体外に導いて
  2. 血中の老廃物を取り除く

というのが人工透析なのです。

 

渡辺徹さんは、都内の有名な専門クリニックで週3回の頻度で人工透析を受けているのだそうですが、所属事務所では、イメージの低下を懸念するためか、あるいは症状が思わしくないのか治療の事実を伏せているそうです。

糖尿病の合併症で人工透析を受けていると言うことが判明すれば、NHKの健康番組ガッテンにも出演できないでしょう、、、。

 


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糖尿病腎症は糖尿病合併症でも最悪

糖尿病は、自覚症状が出た時には手遅れの場合が多い!と、このサイトでも度々書いてきました。

糖尿病では自覚症状が乏しく、

  1. 糖尿病神経症
  2. 糖尿病網膜症
  3. 糖尿病腎症

などの糖尿病合併症の症状が出て初めて糖尿病に気付く人もいるのです。

 

糖尿病は血管の病気

糖尿病は血管の病気と言っても過言ではありません。

血糖値が高い状態が続くと、血管壁が傷害されます。

上の糖尿病神経症、糖尿病網膜症、糖尿病腎症は、毛細血管と言われる細い血管が傷害されたために見られる症状で、太い血管が傷害されると、

  1. 脳梗塞
  2. 心筋梗塞

などが起きるのですが、渡辺徹さんは4年前に心筋梗塞を起こしていますから、既に大血管が傷害されていたということです。

 

糖尿病腎症は治らない

糖尿病の患者数は310万人にと言われますが、その1割の約32万人が糖尿病性腎症により人工透析を受けていると言われています。

厚労省は全ての腎臓病を5段階に分類しています。

慢性腎不全はこの中で最も症状が進んでいるステージ5にあります。

人工透析は1回が4時間、1回の透析で老廃物とともに2~3リットルの水分を抜くことになるため、人工透析後には100mを全力疾走した後のような疲労感を訴えることもあるそうです。

人工透析は通常は最低でも週3回繰り返す必要があり、人工透析を何回やっても腎臓が回復することは望めませんから、腎臓移植などの臓器提供を受ける以外には、生涯に亘って人工透析を繰り返す必要があるのです。

 

 

渡辺徹さんは30歳代から糖尿病を患っていたのですが、

食事療法や運動療法などによる血糖値の管理の重要性を甘く見て怠っていた結果なのでしょう。

残念です、、

あなたも「単に血糖値が高いだけで異常は無い」などと高をくくっているととんでもない事になるのです。

 

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