今日もご覧になっていただきありありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。
糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、
糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。
今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。
はじめに
ここ数日バタバタしてブログの更新ができなかったのですが、
それは、
義弟が糖尿病合併症の糖尿病腎症で緊急入院したため見舞いに行ったりしていたからなのです。
糖尿病腎症になったら大変だから気をつけるようにと何回もいっていたのですが、
ついに、
糖尿病腎症になってしまいました。
医者からいわれたことは、
これ以上悪くしないように、、だけでした。
これ以上悪くしないようにということは、
- これ以上良くならない
- 治療法がない
ということで、人工透析に至らないことを願うばかりです。
糖尿病の合併症は怖い病気ですから、あなたも気をつけてください。
家内の家族は糖尿病家族
以前にも書きましたので、ご存じだと思いますが、
家内の家族は糖尿病家族です。
家内は、
両親と、兄、兄、弟の4人兄弟ですが、
父親、兄、兄、弟の4人が糖尿病です。
義父は、
糖尿病 → 心筋梗塞 → 脳梗塞 →
とうことで、3年前に死亡しました。
長兄は、
15年来の糖尿病ですが、治療薬で血糖コントロールができており、現時点では合併症の危険はないようです。
弟は、
完全な糖尿病予備群で、糖尿病まで進んでいるかもしれませんが、精神的な疾患も抱えており、糖尿病に関しては未治療です。
Sponsored Link
義弟の糖尿病の病歴
問題は家内の次兄の糖尿病です。
私より年下なので、義弟といわせてもらいます。
義弟の糖尿病歴
義弟が糖尿病と診断されたのは約10年くらい前です。
それ以前からも、健康診断で血糖値が高いと注意され、私や家内も病院で診断を受けるようにと注意していたのです。
しかし、
糖尿病と診断されたのですがその後は医者には行かなかったんです。
その理由は、
- どこも悪くない
- 仕事が忙しい
と、糖尿病で治療を中断するヒトにおいて最も多い理由です。
高血糖だと診断されひとのうち40%の人が治療を受けずに放置し、
600万人の治療患者のうち51万人が治療を中断しているのです。
そして3年前。
従兄弟の結婚式で久しぶりに会った義弟は激ヤセ!
体は大丈夫なのかと聞くと「仕事が忙しくてヤセた」というのです。
帰宅してから、あのヤセ方は異常だから医者に行くように進めた方が良いと家内にいったのですが、
その1週間後、
義弟が出張先で倒れ病院に緊急搬入です。
病名は糖尿病による心筋梗塞でした。
義父と同じです。
約1ヵ月の入院後、インスリン注射で血糖値も下がり退院。
さらに1年後、
義父の納骨のときの昼食時には皆と同じ食事を、、、
食事は大丈夫なの?、、。薬を飲んでいるから何を食べても良いんだ。
目は大丈夫?、、、。視野の一部が抜けて見える、、、。
それって、糖尿病網膜症じゃないの?、、、。そうかもしれない、、、。
腎臓は大丈夫?、、、。数値は異常値だけど、薬を飲んでいるから、、、。
Sponsored Link
ついに糖尿病腎症で緊急入院
そして、先週の中頃、
義弟が緊急入院したとの連絡が来たのです。
義弟の奥さんの話では、
- 体の左半分が顔も手も足もパンパンに腫れた
- 足はズボンも脱げないほど腫れた
というのです。
そして、
検査のために入院したのですが、
入院当日の夜にシャワーに入ったら、
翌日に肺炎を引き起こしてしまったのです。
入院中に肺炎になるの?と思ってしまいましたが、免疫機能も低下していたのでしょう。
検査結果は、糖尿病腎症。
担当医からの指示は、
これ以上は進行しないように注意してください
これだけです。
これ以上進行すると人工透析だそうです。
もちろん、
- 糖尿病治療薬
- 腎機能維持薬
- 高血圧薬
は処方されたのですが、
腎機能を治療回復させることはできないのです。
食事療法も守ってこれ以上は悪くならないことを願うばかりで、帰ってきました。
私も義弟の糖尿病合併症がここまで進むとは思っていませんでした。
糖尿病腎症のことまでは余り勉強していませんでした。
糖尿病腎症のことを勉強して記事をアップさせてもらいますが、
血糖値が高いなら放置してはいけません
関連記事(一部広告を含む)