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    Categories: 食事で治す

サンスターが糖尿病にもOKのチョコレートを発売

今日もご覧になっていただきありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えいたします。

 

はじめに

糖尿病では甘いものは厳禁!

でも食べたいですね、チョコレート。

 

 

サンスターが糖尿病用のチョコレートを発売することをご存じですか?

「健康道場 <うまくつきあう80kcalショコラ>」、2015年7月26日新発売です。

 

 

健康道場<うまくつきあう80kcalショコラ>

サンスター(株)は、糖を気にする方に向けて、糖類がゼロ、カロリーと脂質は一般のチョコレートより25%低い「健康道場 <うまくつきあう80kcalショコラ>」を2015年7月26日(日)から発売することを発表しました。

 詳しく見る ⇒ サンスタープのレスリリース

このチョコレートは、乳製品や砂糖を一切使用していないのですが、ビターな風味と大豆クランチの食感で、チョコレートとして十分な食べごたえがあり、また、バナナ5.5本分に相当する食物繊維が含まれているそうです。

健康道場 <うまくつきあう80kcalショコラ>

【商品の概要】

  1. 糖類ゼロ
  2. カロリーと脂質は一般のチョコレートより25%減
  3. 1箱(4本)のエネルギーは 80kcal(1単位)
  4. 乳成分と砂糖は不使用
  5. 1箱(4本)あたり食物繊維がバナナ5.5本分(4.3g)
  6. オリーブ葉エキスとブロッコリースプラウトエキス配合

 

糖類はゼロですから、血糖値が高い人でもある程度の量まではOKです。

カロリーは80kcalですから、糖尿病食では1単位。

80kcalとは、白飯であれば女性用の小ぶりの茶碗に半分、食パンであれば6枚切りの半分、ショートケーキ1/4ですから、カロリーが低いからといって、カロリー制限食をしている方はたくさん食べるのはダメです。しかし、糖類ゼロですから糖質制限食をしている方でもある程度の量までは大丈夫です。

最近では小麦粉の替りに小麦ふすま、大豆粉、米ぬかなどのブレンド粉を使ったブランパン(ブランは小麦の表皮)がローソンで売られていますし、糖質制限食を実行している人にはこのようなお菓子も嬉しいですよね。

 


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サンスター健康道場

チョコレートの商品名が、「健康道場 <うまくつきあう80kcalショコラ>」、健康道場って何なのでしょうか、、、

サンスターといえば一番先に思い浮かべるのは歯磨きでしょうね。

サンスターと、糖類ゼロチョコレートや糖尿病との結びつきはピントこない方も多いかも知れませんが、サンスターは健康に関わる企業として健康の啓蒙を健康維持の取り組みを盛んに行っているのです。

 

サンスターでは、社員の健康診断を徹底し、社員の疾病の早期発見や早期治療に努め、その一環として病気にならない体づくりに取り組み、1985年4月には『心身健康道場』が開設しています。

 

詳しく見る ⇒ サンスターの健康道場プレスリリース

 


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この道場では、故甲田光雄医師の提唱する「健康法」に基づいた、

食事+運動+精神の休養の3つのカリキュラムを実践して自らの生活習慣を見直して健康力を養う生活スタイルに代えようというものです。甲田光雄医師は、西式健康法を改良して、

菜食の少食療法である西式甲田療法を確立した方ですね。

 

最近ではプチ断食などが流行っていますが、甲田医師は初めて医学的見地から「少食」や「断食」に科学のメスを入れ、正式に医療として活かし、多くの現代医療から見放された難病に苦しむ患者さんの治療を実践された方ですね。

 

この、『サンスター心身健康道場』の実践と健康理念に基づいて様々な商品開発を行っているのですが、意外と知らない方も多いのです。

玄米菜食のよさを家庭でも手軽に実践できるようにとした、「玄米ごはん」、「発芽玄米ごはん」、さらに、「青汁」シリーズなどは、血糖値がやや高いあなたには便利かも知れません。

その他にも、ドクターズチョコレートという2012年発売の人気のチョコレートもあります。

 

 くわしく見る ⇒ 糖尿病に良いドクターズチョコレート

 

しかし、糖質と糖類の違いには要注意、

栄養表示基準では、

  • 糖質 : 三糖類以上の多糖類
  • 糖類 : 二糖類、単糖類

ということで、

糖類ゼロでも糖質は含まれていますから食べ過ぎには要注意です。

 

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