今日もご覧になっていただきありがとうございます。
臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。
糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、
糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。
今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝へします。
はじめに
糖尿病に良いといわれる食べ物はたくさん有ります。
しかし、エビデンスともいわれる科学的根拠がしっかりした糖尿病に良い食べ物は意外と少ないのです。
このサイトでは、
などエビデンスのある糖尿病に良い食べ物を紹介してきました。
今日ご紹介するのはもう少し身近な誰でもよく知っている食べ物です。
それはヨーグルトなのです。
ヨーグルトを食べると糖尿病リスクが低下するという研究が報告をご紹介しましょう。
ヨーグルトには糖尿病のリスクを下げ予防効果がある
ハーバード大学の研究グループは、
積極的にヨーグルトを食べると糖尿病のリスクを低下できる
という研究成果を発表しています。
くわしく読む ⇒ ハーバード大学・プレスリリース
ハーバード公衆衛生大学院栄養学部の研究グループは、
10万人以上を対象に「ヨーグルト摂取と健康状態」についてのアンケート調査を、2年毎に行う追跡調査をおこなったのです。
その結果、
ヨーグルトを毎日食べていると糖尿病発症のリスクが18%減少する
という結果が得られたのです。
残念ながらヨーグルト以外の乳製品では糖尿病リスク低減効果はなかったそうです。
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ヨーグルトや低脂肪の乳製品
同じような研究はイギリスのケンブリッジ大学の研究グループもおこなっています。
Yogurt may reduce type 2 diabetes risk
詳しく読む ⇒ ケンブリッジ大学・プレスリリース
研究グループは、
成人男女3,500人について、
「食事内容と糖尿病の発症」
との関連を11年間にわたって追跡調査したのです。
その結果、
ヨーグルトを食べていた人では糖尿病のリスクが28%も低い
ことが明らかになったのです。
低下したことが判明した。
その他の乳製品については、
- 低脂肪製品では糖尿病リスクの低下と関連がある
- 牛乳や高脂肪チーズなどは糖尿病リスク低下に効果がない
ことが分かったとしています。
研究グループは、
低脂肪のヨーグルトやチーズは糖尿病のリスクを低下させることが確かめられたが、糖分や脂肪分が多いと、効果が期待できないので注意が必要だ
と述べています。
さらに、
間食の高カロリーのポテトチップやスナックの代わりにヨーグルトを食べていた人では、糖尿病のリスクが47%低下していたことから、
間食をヨーグルトに置き換えるだけで糖尿病のリスクを半減できる
と薦めています。
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まとめ
血糖値が高いヒトは、
ヨーグルトや低脂肪乳製品を週に4~5回食べることをお薦めします。
プロバイオテクスは糖尿病にも良いでもお知らせしましたが、
腸内細菌の安定化は糖尿病予防効果があるのです。
市販のヨーグルトは酸っぱい!という人にはフジッコの手作りヨーグルトがおすすめ。
自分で作れるので経済的です。
私は20年来、このヨーグルトです。
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