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食べなくても太るのは本当だがその理由は?

糖尿病の大敵は肥満です。

肥満を防ぐためにダイエットをしている人は少なくないのですが、

食べないのに太る!

ということを良く聞きます。

食べないのに太るなんてあり得ないとお思いでしょうが、

食べなくても太るということは本当なのです。

ダイエットに成功するためには、

食べなくても太る本当の理由を知っておく必要があります。

 

 

食べなくても太るのは本当です

  • 食べなくても太る!
  • 食べる量は増えていないのに体重が増える!!
  • ダイエットしているはずなのに太る!!!

 

食べないのに太るなんてあり得ない

と思うかもしれませんが、

 

食べなくても太るというのは本当のことなのです。

 

食べなくても太る理由

どうして太るのかを考えてみましょう。

 

太るのはだいたいは脂肪が増えるからです。

私達の体の中の脂肪には、

  1. 皮下脂肪
  2. 内臓脂肪
  3. 異所性脂肪

の3つがあります。

皮下脂肪と内臓脂肪についてはお分かりですよね。

 

 

その名のとおり、皮下脂肪は皮下に、内臓脂肪は主に小腸の周りにつく脂肪です。

 

異所性脂肪は肝臓や筋肉内に蓄えられる脂肪です。

 

皮下脂肪と内臓脂肪の違いは溜まる場所はもちろん違うのですが、

  1. 皮下脂肪 : 定期貯金
  2. 内臓脂肪 : 普通貯金

ともいわれる特徴があります。

 

  • 皮下脂肪は : 溜まりにくいのですが減りにい
  • 内臓脂肪は : 溜まりやすいが減らしやすい

という違いがあります。

 

そして、

メタボで問題になるのは内臓脂肪です。

 

相撲取りは太っているが糖尿病が少ないというのは、

相撲取りは皮下脂肪が多いが内臓脂肪は少ないのです。

 


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どうして太るのか?

筋肉が増えて体重が増えるということももちろんありますが、

太る第一の理由は脂肪が増えるからです。

 

では、どうして脂肪が増えるのか?

 

摂取エネルギーが消費エネルギーより多い

 

では、

どうして食べなくても太るのでしょうか?

 

それは、

消費エネルギーが少ないから

と言う簡単な理由なのです。

 


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食べなくても太る本当の理由

太る理由は、

 摂取エネルギー > 消費エネルギー

の関係で、

 

摂取エネルギーが消費エネルギーよりも多ければ余ったエネルギーは脂肪として蓄えられる

のです。

 

ですから、太る理由は、

  1. 摂取エネルギーが多い
  2. 消費エネルギーが少ない

と言う簡単な理由なのです。

 

食べなくても太る 

といっても絶食して全く食べないはないでしょうから、

ある程度は食べているのですが、

消費エネルギーが少ないから太るのです。

 

消費エネルギーは運動だけではない

エネルギーを消費するというと、

  • 運動する

ということが一番先に頭に浮かぶでしょうが、

 

消費エネルギーには、

  1. DIT
  2. 基礎代謝
  3. 身体活動

の3つがあるのです。

 

DITとは

Diet Induced Thermogenesisの略で日本語では食事誘発性熱産生または特異動的作用といわれ、食事によって体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されるエネルギーです。

 

基礎代謝は

生命維持のために使われるエネルギー量で、安静な状態においても生命維持のために消費される必要最小限のエネルギー量です。

 

身体活動は

文字どおり身体を動かすことによって消費されるエネルギー量で、家事をしたり、仕事をしたり、運動をしたりして使われるエネルギーです。

 

そして、その3つのエネルギーの比率は、、、

 

と、

基礎代謝が70%を占めるのです。

 

身体活動量が非常に多いアスリートなら別でしょうが、、、

 

食べなくても太らないためには基礎代謝を上げる

摂取エネルギーが全て消費されてしまえば、太りません。

 摂取エネルギー - 消費エネルギー = 0

 

そして、上に示しめしたように、

消費エネルギーの70%は基礎代謝量

なのです。

 

基礎代謝量は、

性別によって変わり、体格によっても多少変わるのですが、

 

重要なことは、

基礎代謝量は年齢によって大きく変わるのです

特に、

女性では12~14歳をピークとして大きく低下するのです。

 

したがって、

食べる量を少し減らしたつもりでも、

摂取エネルギーは消費エネルギーを上回ってしまうのです。

 

減量するためには基礎代謝量を増やす必要があるのです。

 

ウオーキングでは基礎代謝量は増えない

基礎代謝量は消費エネルギーの70%を占めるのですが、

基礎代謝の内訳は、

約40%が筋肉で消費されるのです。

 

 

  • 消費エネルギーの70%が基礎代謝で使われる
  • 基礎代謝の40%が筋肉で使われる

ということで、

1日の消費エネルギーの約30%が筋肉で消費される

ということになるのです。

 

どうしてこんなに筋肉でアネルギーが使われるのでしょう?

運動をせずに安静にしているのにどうして筋肉はこんなにエネルギーが必要なのでしょう?

 

基礎代謝エネルギーは、そのほとんどが体温維持のために使われているといわれています。

体温が1度下がると基礎代謝は約13%も下がるといわれ、

体では必死になって体温を維持しようと働いているのですが、

これが基礎代謝なのです。

 

そして、

体温維持では筋肉が主役になって働いているのです。

 

筋肉量が少なくなると体温維持が不安定になり、

筋肉量が男性より少ない女性では冷えに悩まされることが多いのです。

 

筋肉に次いで基礎代謝量の多いのは脳で、脳は基礎代謝の約20%を占めているといわれています。

 

基礎代謝量を増やせば消費エネルギーが増えてダイエットにつながるのです。

 

ダイエットで重要なポイントは、

  1. 摂取エネルギーを減らす
  2. 基礎代謝量を増やす

ことです。

 

毎日ウオーキングをしている!

という方も多いでしょうが、

 

ウオーキングでは身体活動量は増えても基礎代謝量は増えないのです。

 

では、

食べないのに太るのを防ぐために基礎代謝量を増やすのにはどうしたらよいのでしょうか?

 

次回は「基礎代謝量を増やすためには」についてお知らせしたいと思います。

 

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