臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。
糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、
糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。
今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝えします。
はじめに
カレーライスが嫌いだという人はあまり居ませんね。
カレーライスは糖尿病に良いの悪いでしょうか?
カレーライスは、
- 糖質が多い
- 脂質が多い
- カロリーが高い
ということから糖尿病にはあまり良くない食べ物とも言われています。
実際にカレーライスを食べて食後血糖値を測定してみましたが、
7日目のフリースタイルリブレ:カレーライスは血糖値を上げるにもお知らせしたように、食後血糖値は大幅に上昇しました。
でも朗報です。
(株)MEFREEは糖尿病クリニックと共同で、
糖尿病に良い低糖質カレー
を販売しています。
カレーライスは糖質が多い
カレーライスは糖尿病に悪い!
カレーライスは糖尿病に良い!
このサイトでも取り上げたように、様々な意見があるようです。
しかし、
カレーライスには糖質がたくさん含まれています。
カレーライスの栄養価(白米300g)
糖質 | 蛋白質 | 脂質 | カロリー | |
ポークカレー | 126.5 g | 11.5 g | 19.6 g | 714 kcal |
ビーフカレー | 124.9 g | 10.8 g | 17.0 g | 679 kcal |
白米 300g | 111.4 g | 7.6 g | 1.0 g | 504 kcal |
カレーライスは、白米+カレールー ですが、
カレーのルーには小麦粉もたくさんんつかわれ、ジャガイモや人参などの根菜類も入っていますから糖質はさらに増えるのです。
血糖値を上げるのは糖質だけです。
白米を食べると血糖値は上がりますが、
ステーキを食べても血糖値は上がらないのです。
その点においてはカレーライスは糖尿病にあまり好ましい食べ物ではないといえるでしょう。
さらに、
カレーライスでは、
- 早食いしてしまう
- 副食は無いことが多い
という欠点もあります。
ですから、カレーライスを食べるときには、
- サラダなどの野菜を先に食べる
- ゆっくり食べる
という工夫も必要なのです。
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糖尿病の人にオススメの低糖質なカレー
(株)MEFREEは糖尿病クリニックと共同で糖尿病にオススメな低糖質カレーを販売しています。
昨年11月に、
秒でできる完全栄養食として低糖質カレー
をクラウドファンディングMukuakeで目標の474%を越える注文を獲得しましたが、
今回、
糖尿病クリニック銀座有楽町内科の山村聡医師と共同で商品を再開発しさらに美味しいカレーの販売を開始しました。
詳しく見る ⇒ MEFREE社プレスリリース
このカレーは、
- 糖質や脂質など簡単に摂取できる栄養素を抑え
- 不足しがちな栄養素をバランス良く配合
してあり、
- 完全栄養
- 低糖質
が特徴で「糖尿病の人にもオススメなカレー」に仕上げてあり、
血糖値スパイクが起きにくいように
に工夫されているのです。
- 価格:2,980円(税込)
- 内容量:400g(40g/1食)
- 楽天やAmazonで販売
価格は1袋2,980円ですが、
1袋で10食分で「1食298円」すからまあまあな価格でしょう。
水を入れてチンするだけでOKですが、
ルーには固形の具材が入っていませんから。
お好みの具材を載せてチンすれば様々なバリエーションが楽しめるとのことです。
しかし、普通のカレーと同様に、
- ご飯は控えめに
- サラダなどの野菜を先に食べる
- ゆっくり食べる
ということをお忘れなく。
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まとめ
国民食とも言われるカレーライス。
カレーライスは糖尿病に良いのか悪いのか?
カレーライスには糖質がたくさん含まれ食後血糖値を急激に上げることは事実です。
血糖値が気になるヒトはカレーライスを食べるときには「ゆっくり食べる」「サラダを一緒に食べる」などの工夫が必要ですが、糖尿病の人にオススメな低糖質のカレーライスもあるのです。
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