「藤城式糖尿病体質改善食事法」と「李先生の糖尿病改善プログラム」については糖尿病の義父のために購入したのでその内容についてはご紹介したとうりですが、このプログラムはまだ手にしていません。
しかし、糖尿病の食事療法のプログラムを探しているあなたのために、専門的観点からできるだけ有益な情報をお届けしたいと思います。
ホルモンバランス研究所とは
一番気掛かりなことは、どのような人が考案したプログラムなのか、、ということです。
「藤城式糖尿病体質改善食事法」と「李先生の糖尿病改善プログラム」は、実際に糖尿病患者を診療している鍼灸師の医師が考案したプログラムですが、
「14日間集中!糖尿病改善プログラム」は、ホルモンバランス研究所・所長の続木和子氏が考案した食事療法プログラムです。
ホルモンバランス研究所は、続木氏が1999年に発足したCell栄養研究所を母体として2013年に社団法人ホルモンバランス研究所に名称を変更し、「ホルモンバランスを整えて女性と子供の健康を取り戻すこと」を目的に様々な活動をしているのですが、東京と兵庫には4つの教室を開催して、自分でホルモンバランスを整える知識をホルモンバランス・インストラクターが教えるているのですが、通えない方のためにテキストを販売しているのです。
続木和子氏とは
ホルモンバランス研究所・所長の続木和子氏は医師でないようです。
26年間にわたって小学校の教諭を務めたそうですが、自身の子宮筋腫の手術を契機に、女性の体とホルモンの関係に関心を持ち、ホリスティック栄養学やホルモンバランスの勉強を始め、ホルモンに基づく女性の体の悩みを解決すべく様々なプログラムを考案しているようです。
経歴
- ホルモンバランス研究所 所長
- ネット通信栄養講座主催
- 米国ホリスティック・ヘルス・アカデミー卒業
- ホルモンバランス・セラピスト
- 日本サプリメントアドバイザー機構認定サプリメントアドバイザー
ホリスティック栄養学とは
「14日間集中!糖尿病改善プログラム」のセールスポイントは、
というものなのですが、「ホリスティック栄養学」というのは何なんでしょう、、、
ホリスティック栄養学は、ホリスティック医学に基づく栄養学です。
ホリスティック(Holistic)は、ギリシャ語のholosを語源とした、全体、関連、バランスなどという意味で、ホリスティック医学は身体だけではなく、心や環境なども含めた全体的な視野から健康を考える医学です。
ホリスティック栄養学
ホリスティック栄養学は、ホリスティック医学に基づく栄養学で、単にバランスやカロリーだけとらわれる現代に栄養学とは異なり、現代栄養学の最新の科学的知識を応用して、伝統食の利点を尊重し、「伝統的な日本食」と「長寿村の食事」をモデルにして、これに近づけていくというのがホリスティック栄養学の根幹です。
具体的に言えば、
ビタミンやミネラルなどの必須栄養素・食物繊維・薬理効果の高い植物栄養素を十分に含み、オメガ3とオメガ6の摂取比率が適正で、抗酸化栄養素・解毒栄養素・酵素をたっぷり供給できる食事のことです。
- 加工食品、インスタント食品の摂取をできるだけ減らす
- 脂肪や油をできるだけ減らしオメガ3をたくさん摂る
- 肉、乳製品、卵を摂らないか、ごく少量にする
- 砂糖はごく少量にし白砂糖は摂らない
- 主食を精製度の低い穀類にして雑穀を加える
- 豆類、種子、ナッツ類を摂る
- 野菜、果物、海藻をたくさん摂る
- 魚貝類を少量摂る
- 発酵食品を常に摂る
- 食材・調味料は自然で新鮮なものを使う
14日間集中!糖尿病改善プログラムログラムの内容
さて、肝心のプログラムの内容ですが、
14日間に亘って糖尿病を勉強しながら食事療法を進める、、という流れです。
1日目~5日目
- Ⅱ型糖尿病、妊産婦糖尿病は、どうして起きるの?
- カロリー計算をしても、糖尿病が治らない理由は?
- インスリン注射をすればするほど食欲が進み、更に・・・
- 運動をし過ぎると・・・
- 合併症の起こる原因は?
6日目~14日目
- 食べることを楽しみながら血糖値もA1cも下がる方法は?
- 合併症を悪化させる食事
- 糖尿病を改善する食事
- 糖尿病を改善する生活
というステップで進めます。
具体的な食事療法に関しては、
80種類のホリスティック栄養学に基づいて考案された糖尿病改善食のレシピが付いており、カロリー計算などしなくて楽しく食事をしながら糖尿病を根本から改善することができるのです。
ホリスティック栄養学に基づいて考案された食事メニューですから、妊産婦糖尿病や閉経後糖尿病などの女性糖尿病にとても有効な食事療法だと思われます。
40代女性でも18%のかたが糖尿病だと言われているのです。
血糖値を下げるのは簡単
糖尿病における血糖値を食事療法で下げるのは簡単です。
例えば、高血糖の原因となるのは炭水化物の摂りすぎですから、直ちに炭水化物の摂取を止めれば、血糖値は下がります。
最近流行の、「炭水化物抜きダイエット」や「糖質ゼロ食事法」などです。
しかし、長期間に亘って炭水化物を完全にゼロにしてしまうと脳のエネルギーが不足したり、健康を損ねてしまいます。
糖尿病の食事療法が難しいのは、
- 何を食べれば良いのか分からない
- 分からないから継続できない
ということです。
糖尿病の食事療法は習うより慣れろ
で、プログラムに沿って30日間も続ければ、自然に身につくのです。
血糖値が高ければ少しでも早く食事療法を始めた方が有利です!