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    Categories: 新型コロナウイルス感染

肥満でコロナ感染の死亡リスクが30%増加する

今日もご覧になっていただきありがとうございます。

臨床の経験はないのですが20年以上にわたって製薬会社で新薬の研究開発を行っていた けんぞう です。

糖尿病治療薬の開発を行っていた私が言うのも何ですが、

日本糖尿病学会厚生労働省も述べるように、

糖尿病の治療では食事療法と運動療法が基本なのです。

今日も科学的根拠に基づいた糖尿病関連の情報をお伝へします。

 

はじめに

今日の毎日新聞では、

新型コロナ、肥満で重症化の恐れ 英大学調査で「死亡リスク3割増」

と報じられました。

 

新型コロナウイルス感染者では肥満の人ほど重症化するリスクが高い傾向にある

ということが、イギリス国内のいくつかの調査で明らかになったというのです。

 

タイムズ紙によれば、

ジョンソン首相も自分の肥満体質がコロナ感染が重篤化した原因の一つ

だとし、国民の肥満対策を強化する考えを明らかにしました。

 

 

意外なことに、

イギリスでは、3人に1人がBMI30を超す有数の肥満大国なのだそうで、

4月にコロナ感染で入院したジョンソン首相は体重が110kgを超え、BMIは35以上だったそうです。

 

 

肥満でコロナ感染の死亡リスクが3割増加する

今日の毎日新聞の、

新型コロナ、肥満で重症化の恐れ 英大学調査で「死亡リスク3割増」

という記事を読んで驚かれた人もいるかと思われます。

 

しかし、先日のこのサイトの、

新型コロナウイルス感染では肥満男性で重症化が多い

の記事を読んでくださった方はもうご存じのことですね。

 

まだ読んでいない方のために簡単に説明すると、

 

AFP通信が配信するAFPBB Newsにおいて、

新型コロナウイルス感染では肥満の男性が重症化しやすい

として各国における様々な調査結果を紹介したのです。

 

Virus appears to strike men, overweight people harder

 

くわしく読む ⇒ AFPBB News

 

毎日新聞で取り上げた事例は、

ロンドン大学の医用画像科学教授であるデレクヒル博士は、

新型コロナウイルス感染では女性よりも男性の方が深刻な問題を抱えており、

太りすぎの患者や以前に健康問題を抱えている患者ではリスクが高い

と述べています。

 

北アイルランドで英国民医療サービス(NHS)のICUで集中治療を受けた人の調査では、

ICUに搬入された2,249人のうち、

  • 死亡 : 346人
  • 回復 : 344人
  • 継続治療 : 1559人

だそうですが、

  • 73.0%が男性
  • 73.4%が過体重

だったというのです。

 

イギリスのリバプール大学の調査では、

新型コロナウイルスに感染した患者約1万7,000人については、

BMIが30以上ではBMI30以下の人に比べて死亡リスクが30%高まる

こちが分かったというのです。

 


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イギリスでは肥満対策を強化

イギリスのジョンソン首相は55歳、

3月27日に自身のツイッターで、新型コロナウイルスに感染したと明らかにし、

症状は軽いため、官邸で自主隔離しながら首相業務を担うと報じました。

 

ガイドラインに従っって4月4日に公務に復帰する予定だったが、

発症以来、高熱などの症状が続いているため医師の助言により4月4日に入院。

 

4月6日夜からは入院先の病院の集中治療室に入り酸素治療などを受けたものの、

容体が安定したため、、9日に一般病棟に移り、

12日に退院した。

 

退院後にBBCのビデオメッセージでは、助からない可能性もあったとし、

自分の命を救ってくれた医療従事者に感謝の意を述べています。

 

 

 

ジョンソン首相は55歳ですが、婚約者で妊娠中のキャリー・シモンズさん(32歳)にも新型コロナウイルスに感染したとみれましたが回復されたようです。

 

上にも書きましたように、

イギリスでは3人に1人がBMI30を超す有数の肥満大国。

ジョンソン首相も、

  • 体重 110kg超
  • BMI 35以上

の肥満体。

 

タイムズ紙によれば、

ジョンソン首相も自分の肥満体質がコロナ感染が重篤化した原因の一つ

だとし、国民の肥満対策を強化する考えを明らかにしていますが、

 

イギリス政府はここ数年、肥満に対する政策を矢継ぎ早に打ち出しており、

  • 2017年 食品・外食業界に砂糖含有量の削減を要請する「テクニカル・ガイドライン」を公表
  • 2018年 炭酸飲料やエナジードリンクに含まれる砂糖に課税

を決め、

2020年までに食品の砂糖含有量を2015年比で20%削減する政策目標を示しています。

 

さらに、ジョンソン首相はロンドン市長時代に自転車のレンタル制度を導入しましたが、

イギリス政府は通勤や通学での自転車の利用を促進しており、

新型コロナウイルス感染のリスクが高い電車やバスの利用を減らすためにも、

自転車レーンの増設や、古い自転車の修理を補助する方針を表明ています。

 


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まとめ

肥満と新型コロナウイルス感染の重症化の関係は明確になっていませんが、

重症化ではIL-6やTNFαなどの炎症性サイトカインが大量に産生されるサイトカインストームが起こることがしられており、

これらのサイトカインは内臓脂肪細胞で産生されることが関与しているのかもしれません。

 

ジョンソン首相は、今後の新型コロナウイルス感染の対策を問われ、

50代になって太らないことだ

と自嘲気味に語ったといわれていますが、

あなたもこの機会に減量に励んでみませんか?

 

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