朝食を食べない人は動脈硬化のリスクが高い

あなたはきちんと朝食を摂っていますか?

朝は少しでも寝ていたいとして朝食を摂らない人もいるし、

  • 減量したいから朝食は食べない
  • 血糖値が高いから炭水化物は避けて牛乳だけ

というようなひとも多いのですが、

スペインの研究グループは、

朝食を食べない人は動脈硬化リスクが高い

という研究論文を出しました。

朝食を食べないと昼食でたくさん食べることになり、

食後高血糖になり糖尿病のリスクも上がる

のです。

生活習慣病や糖尿病のリスクを下げるには、

3食をきちんと食べる

が鉄則です。

 

 

朝食を食べないと動脈硬化症のリスクが高い

スペインの研究グループは、

朝食を食べなかったり、簡単な内容の朝食で済ます人が多いことから、

朝食と生活習慣病の関係について調べたところ、

朝食を食べないと動脈硬化症のリスクが高い

ことが分かったと論文に発表しました。

 

The Importance of Breakfast in Atherosclerosis Disease: Insights From the PESA Study.

CONCLUSION : Skipping breakfast is associated with an increased odds of prevalent noncoronary and generalized atherosclerosis independently of the presence of conventional CV risk factors.

 

詳しく読む ⇒ 原著論文

 

研究では、

マドリードの多国籍銀行本社の従業員を対象とした大規模疫学調査であるPESA 研究に参加した4,052人を対象に、

 

心血管疾患の病歴がない40~54歳の成人について、

 

朝食内容から3つグループ、

  1. 朝食を食べない(朝食のカロリーが1日の総カロリーの5%以内) : 全体の3%が該当
  2. 高カロリー朝食(朝食が1日の総カロリーの20%以上) : 全体の27%がが該当
  3. 低カロリー朝食(朝食が1日の総カロリーの5~20%) : 全体の70%が該当

に分けたのですが、

対象者の70%は1日の総カロリーの5~20%に相当する朝食を摂っていました。

 

これらのグループについて、

  • 両側頸動脈
  • 腎動脈下腹部大動脈
  • 両側大腿動脈

におけるアテローム性動脈硬化症の有無をCTスキャンで評価し、さらに、冠動脈石灰化なども調べて、

心血管疾患のリスクを評価したのです。

 

その結果、

朝食を食べないグループでは

  • アテローム性動脈硬化症のリスクが高い

ということが分かったというのです。

 

アテローム性動脈硬化とは、

日本語では「粥状動脈硬化」と書かれますが、アテロームといわれる粥状の脂肪性の沈着物が動脈の内側に蓄積し、

さらにカルシウムなども沈着して硬くなると同時に動脈を狭くしてしまうのです。

アテローム性動脈硬化症は心筋梗塞や脳梗塞の原因になるのです。

朝食を食べる人は動脈硬化症のリスクが低い

この研究では、

朝食を食べないこととアテローム性動脈硬化症の因果関係までは明らかにしていませんが、

低カロリーの朝食を食べた人でも充分なカロリーの朝食を食べた人よりアテローム性動脈硬化症リスクが増加したことから、

 

きちんとした内容の朝食を摂ればアテローム性動脈硬化症のリスクが減少することが明らかになったのです。

 

研究グループは、

朝食の内容とアテローム性動脈硬化症については、他にも論文を出しており、改めてご紹介しようと思います。

Skipping Breakfast Linked to Increased Atherosclerosis

詳しく読む ⇒ コチラ

 

朝食を食べないと昼食までの間にお腹がすいてスナックなどを食べる機会も増え、間食はダイエットにも血糖値にも好ましくないのです。

朝昼晩の3食を食べることが糖尿病予防の鉄則

なのです。

 


Sponsored Link

 

関連記事(一部広告を含む)

 

 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ