昼寝は糖尿病やメタボの原因になる?

お昼ご飯を食べた後には眠くなります

食後に眠くなるのは、

食事をすると血液が胃に集まって脳の血液が少なくなるから

といいますが、これは正しくはありません。

食後に眠くなるのは満腹中枢が刺激されるとレオキシンというホルモンの分泌が低下するからなのです。

しかし、食後に眠くなるのは糖尿病の初期症状でもあるのです。

食後のちょっとした午睡は昼からを元気づけてくれますが、

欧州糖尿病尾学会で、

昼寝の習慣がある人はメタボリックシンドロームになりやすい

との発表がありました。

ちょっとした午睡は午後からを元気づけてくれるのですが、

長い昼寝には注意してください。

 

 

昼寝の習慣はメタボや糖尿病の原因になる

先週までの9月11日~15日までポルトガルのリスボンで欧州糖尿病学会が開催されました。

私はアメリカの糖尿病学会には何度か参加しましたが、欧州糖尿病学会には参加する機会がありませんでした。

米国糖尿病学会と欧州糖尿病学会は糖尿病の2大学会で毎年2万人近い参加者があります。

 

Medical Tribuneでは「欧州糖尿病学会(EASD)2017レポート」を出しているのですが、

興味深い発表があったようですからご紹介しましょう。

 

「昼寝の習慣はメタボや糖尿病の原因になる」という発表です。

 

オランダのVU University Medical Centreの研究グループが発表したものですが、

オランダの地域住民を対象とした疫学調査に参加した、

  • 1,679例(平均年齢60.8歳)を対象に、

アンケート調査で、

  1. 睡眠時間
  2. 不眠症の有無
  3. 昼寝の習慣

などを調べ、

さらに、

  • 血糖値
  • ウエスト周囲長
  • HDLコレステロール
  • トリグリセライド
  • 血圧

の各測定値から、

  • メタボリックシンドロームを判定

したのです。

 

その結果、

  1. メタボリックシンドローム : 447例(26.6%)
  2. 7時間未満の短時間睡眠 : 593例(35.3%)
  3. 不眠症 : 87例(5.2%)
  4. 昼寝習慣 : 722例(43.0%)
  5. 睡眠薬使用例 : 76例(4.5%)

ということがわかったというのです。

 

さらに統計解析をおこなったところ、

 

睡眠時間や睡眠薬の使用とメタボリックシンドロームには関連がなかったが、

 

昼寝習慣とメタボリックシンドロームには関連性が認められ、

 

  • 30分以下や30分以上の昼寝の習慣はメタボリックシンドロームの有病率が上がる
  • 30分以上の昼寝の習慣はメタボリックシンドロームのリスクを1.74倍上げる

 

ことが明らかになったというのです。

 

さらに、

睡眠不足、不眠症、昼寝の習慣、睡眠薬服用など、睡眠に関連する問題のうち、2〜4個を持つヒトではメタボリックシンドロームの有病率が高かったそうです。

 


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60分以上の昼寝は糖尿病になりやすい

いかがでしたでしょうか?

昼寝をするとメタボリックシンドローム、糖尿病になりやすいというのです。

 

でも、このブログを読んでくださっている人は、

「そんなこと知っているよ!」かもしれません。

 

2016年9月30日ですから、ちょうど1年前ですね、

 60分以上の昼寝は糖尿病になりやすい

という記事を書かせてもらいました。

 

東京大学の研究グループは、2016年の欧州糖尿病学会で、

 60分以上の昼寝は糖尿病のリスクを上げる

という研究成果を発表しています。

 

   詳しく読む ⇒ 60分以上の昼寝は糖尿病になりやすい

 

60分以上の昼寝は糖尿病のリスクを45%上げる

というのです。

 

研究グループは、

60分以上の昼寝がどうして糖尿病やメタボリックシンドロームの発症に関係しているのかは不明だとしながらも、

 長時間の昼寝を必要とする人は体調が悪く糖尿病を発症しやすい状態にある

のではないかと述べています。

 

糖尿病患者の40%不眠の問題を抱えているとの報告もあり、睡眠と糖尿病は非常に密接な関係にあることが知られており、

 

不眠の女性は糖尿病のリスクが高い

といわれています。

 

特に、食後眠いはグルコーススパイクで糖尿病のサインで、食後眠いは糖尿病の初期症状ですから昼寝で解決するのではなく、食生活の見直しなど糖尿病対策を考えるべきなのかもしれません。

 

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