有酸素運動で体力スタミナをつければ糖尿病を予防できる

糖尿病の治療の基本は、

  1. 食事療法
  2. 運動療法

であることは誰でも知っていると思います。

「薬物療法」は食事療法や運動療法で血糖値がコントロールできないときに初めて開始されるのです。

糖尿病の食事療法は「糖質制限が効果的」であることもご存じだと思いますが、

運動療法については

  • どの位の運動量を?
  • どのくらい続ける必要があるのか?

ということが一番気になるところです。糖尿病の予防には持続的な有酸素運動で体力をつけること

東北大学の研究グループは、

7,000人もの男性を対象に23年間の追跡調査をおこない、

持続的な有酸素運動で体力スタミナをつければ糖尿病を予防できる

ことを明らかにしました。

 

 

体力やスタミナをつければ糖尿病は予防できる

糖尿病の治療や予防には運動療法が効果的です。

糖尿病の運動療法では散歩やウオーキングなどでも効果があるのですが、

糖尿病の進行を抑えるにはジョギングやランニングがより効果的だといわれています。

 

東北大学の研究グループは、

糖尿病の運動療法では、

体力やスタミナをつけ全身持久力を高めることが重要であることは広く知られているものの、

  • 全身持久力をどの位の維持する必要があるのか?
  • 一時的に持久力を高めるだけでも効果があるのか?

ということが明らかにされていないとして、

 

日本人男性約7,158人を23年間にわたって

全身持久力と糖尿病の発症

を追跡調査したのです。

 

全身持久力とは「体力」や「スタミナ」のことで、

全身持続力は、

  • ランニング
  • ジョギング
  • サイクリング

などの有酸素運動によって高めることができます。

 

その結果、

全身持久力を高く維持すると糖尿病の発症リスクが低下し予防できる

ことが明らかになりMedicine & Science in Sports & Exercise掲載されたと発表しました。

 

      詳しく見る ⇒ 東北大学プレスリリース

 

Consistently High Level of Cardiorespiratory Fitness and Incidence of Type 2 Diabetes.

CONCLUSION : Consistently higher level of CRF over time was associated with lower risk of T2DM.

     詳しく読む ⇒ 原著論文 

 

 

研究グループは、

  • 日本人の男性約7,000人を対象に、
  • 23年間にわたって追跡調査し、

 

  1. 全身持久力を高く維持した場合
  2. 全身持久力を一時的に高めた場合

の糖尿病の発症リスクへの影響を調べたのです。

 

その結果、

 

  • 23年間の追跡期間中、7,158人の中で1,495人が2型糖尿病を発症

したのですが、

  1. 全身持久力を継続的に高めた群では全身持久力が最も低い群に比べて糖尿病の発症リスクが28%低下した
  2. 全身持久力を一時的に高めても糖尿病のリスクには影響をおぼさなかった

ということが判明したというのです。

 

上にも書きましたように、

全身持久力とは「体力」や「スタミナ」のことで、

 

全身持続力を高めるには、

  • ランニング
  • ジョギング
  • サイクリング

などの有酸素運動が効果的ですから、

 

糖尿病の進行抑制や予防には、

持続的なランニングやサイクリングなどの有酸素運動が有効

ということです。

 

持続的な、、」ということは「毎日」ということではありません。

週に1回でも2回でも良いから習慣的な運動ということです。

 


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糖尿病予防にはどんな運動でも継続が大事

東北大学の研究グループは、

  • ランニング
  • ジョギング
  • サイクリング

などの持続的な運動が糖尿病の予防につながるということを明らかにしたのですが、

 

  1. 有酸素運動
  2. フィットネス
  3. 筋力トレーニング

なども糖尿病の血糖値の低下につながったとの報告があります。

 

Exercise for type 2 diabetes mellitus.

The meta-analysis shows that exercise significantly improves glycaemic control and reduces visceral adipose tissue and plasma triglycerides, but not plasma cholesterol, in people with type 2 diabetes, even without weight loss.

 

    詳しく見る ⇒ コチラ

この研究では、

さまざまな有酸素運動やフィットネス、無酸素運動である筋力トレーニングなどの運動は、

いずれもが、

HbA1c値を減少させた

と報告しています。

 

運動には、

  1. 有酸素運動 : ランニング、サイクリング、スイミング、フィットネス など
  2. 無酸素運動 :  陸上競技の400メートル競走や中距離走など

があるのですが、糖尿病の運動療法には有酸素運動がより効果的といわれています

 

 

運動療法というと激しい運動がより効果的かといえばそうでもありません。

散歩や階段を昇るような「軽い運動」でも効果があるのです。

  詳しく見る ⇒ 軽い運動でも糖尿病に効果がある

 

ジョギングでは膝に負担がかかりますが、早歩きの方が良いとの報告もあるのです。

  詳しく見る ⇒ 糖尿病にはジョギングよりも早歩きが良い

 

さらには「歩くことは糖尿病の予防になる」ことも明らかになっていますから、

 

自分に合った運動を選ぶことが長続きする秘けつです。

今回、東北大学の研究グループの23年間の追跡調査で分かったことは、

一時的に体力をつけても糖尿病の予防にはならない

ということです。

 


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