松本伊代の味覚障害は糖尿病が原因か?

先日のテレビで、松本伊代さんが味覚障害であることを打ち明けました。

味覚障害といえば亜鉛不足を思い浮かべますが、味覚は病気のアンテナ!

味覚障害は糖尿病の予兆でもあるのです。

松本伊予さんが味覚障害

先日、2015年10月13日の、テレビ朝日系の番組である「中居正広のミになる図書館」で、松本伊代さん(以下、敬称略)が、味覚障害だと打ち明けました。

 芸名 : 松本 伊代
 本名 : 小園 伊代(本名)
 出生 :  1965年6月21日(50歳)
 血液型 : B型
 身長 : 157cm
 夫 : ヒロミ(50歳)
 子供 : 長男(20歳)、二男(17歳)

松本伊代の味覚異常症状

夕方料理を作って味見をして「美味しい」と感じてから、他のことをしてもう一度味見をしてみると、「あれ?先程の味と違う」と思うことがしばしばあるのだそうだ。

毎日料理を作っているおり、和食の煮物やお味噌汁には自信があり、今までも家族からも「美味しい」と言われていたのだそうだが、最近は、それが最近は「濃いよ」、「薄いよ」と言われることもあり、味付けに自信がなくなってきてしまったそうだ。

チョコレートやお菓子を食べたからかな、、と思ったりしていたのだそうだが、、、

松本伊代の味覚障害

味覚は病気のアンテナ

友達には、「亜鉛が足りないんじゃない?」と言われたそうなのだが、

番組に出演した耳鼻咽喉科の木村医師は、

  • 通常の食生活をしている限りにおいては亜鉛不足になることはない
  • 何らかの病気で亜鉛の吸収不足、排泄過剰の可能性がある

として、「病院へ行ってみてもらってください」との助言を与えていた。

松本伊代の味覚障害は病期

それを聞いて、「え~いやだあ」と、余り驚いた様子もないものの、「明日あいている」と、早速病院に行きそうな様子だった。

亜鉛の吸収不足、排泄過剰により味覚障害を起こす可能性がある病気として、木村医師は、糖尿病、高血圧、肝機能障害、肝硬変を挙げていた。

味覚障害とは

味覚機能とは味を感じる機能で、私たちの味を感じる機能には、

  • 塩辛い
  • 酸っぱい
  • 甘い
  • 苦い

の4つの味を感じることが出来、舌の部分によってそれらを感じる位置が決まっています。

おおよその部位としては下記の様に、甘さは先端、酸っぱさ、辛さは舌の横、苦さは舌の奥で感じるようになっています。

味覚

これらの味は、味蕾という味を感じる特別のセンサー細胞があり、この細胞が味を知覚してシグナルを脳に送ることによって私達は味を感じているのです。

味覚障害の症状

味覚の感度が低下したり、消失したりする状態が味覚障害です。

甘味、酸味、塩味、苦味の味覚が低下したり、何を食べても味を全く感じなくなったり、口の中に何もないにもかかわらず塩味や苦味を感じるのですが、なかなか自分では気付かないことも多いようで、他人に指摘されて自分の味覚の異常に気づくことも多いようです。

具体的には、

  • 食べ物の味がわからない、感じられない
  • 料理の味が濃すぎると人からよく言われる
  • 本当は甘い食べ物なのに、苦いなど違った味に感じられる
  • 何も食べていないのに、塩味や苦味、渋みなどを感じる 

などの症状があるときには自分の味覚に異常があると考えた方が良いでしょう。


Sponsored Link

味覚障害の原因は亜鉛不足

松本伊代が友人に言われてように、味覚障害といえば一番に思い浮かべるのが亜鉛不足です。

しかし、亜鉛と味覚障害に県警については十分解明されていないというのが本当のところです。

亜鉛欠乏では、味を感じる部分である味蕾が萎縮して正常な働きが失われることが分かっています。

味蕾の中にある味細胞は、体内の細胞の中でも新陳代謝が非常に活発な細胞で、約1カ月ごとに生まれ変わっているといわれているのですが、その新陳代謝に亜鉛が不可欠なのではないかといわれています。

亜鉛不足では、

  • 成長の不良
  • 腸の栄養吸収能の低下
  • 免疫機能の低下
  • 精子産生の低下

なども起こることが知られています。

通常の食生活では亜鉛不足にはならない

亜鉛を多く含む食品としては、牡蠣、うなぎ、牛肉、チーズ、レバー、卵黄、小麦胚芽、納豆、カシューナッツ、アーモンド、わかめ、ひじき、などで、日本人の1日当たりの亜鉛摂取量は成人男性は12mg、成人女性は9mgと推奨されています。

例えば、亜鉛の含有量が多いといわれる牡蠣(生) の場合には100g中に13.2mg、豚レバーは100gに7mg含まれており、極端なに偏った食生活をしない限りは、先進国で亜鉛不足になることはないといわれています。

 

亜鉛不足になるのは、テレビの中で木村医師も言っていたように、

  • 亜鉛の吸収が悪くなる
  • 亜鉛の排泄が多くなる

と、食品から亜鉛を摂って入るものの、うまく吸収されなかったり、余分に排泄されてしまう結果として亜鉛不足になることの方が多いのです。

亜鉛不足を引き起こす病期

亜鉛の吸収不良や亜鉛の排泄過剰を起こす病気としては、

  • アルコール依存症
  • 血流感染(敗血症)
  • 慢性腎疾患
  • 糖尿病
  • 吸収を妨げる疾患(吸収不良)
  • 肝臓疾患
  • 肺癌
  • 膵臓疾患

などが挙げられ、その他にも重度の火傷、抗利尿薬の服用、長期の静脈栄養、でも亜鉛不足になる可能性があります。

 

糖尿病と味覚障害

上に挙げたように、糖尿病では亜鉛不足から味覚障害を起こすことがあるのです。

さらに、糖尿病の合併症である糖尿病神経障害も味覚障害の原因となります。

糖尿病は、

  • 亜鉛不足により味覚障害を起こす
  • 糖尿病性神経障害は味覚障害を起こす

糖尿病患者では亜鉛の排泄量が多い

尿中の亜鉛排泄量が増加していることが知られています。

糖尿病でなぜ尿中への亜鉛排泄量が増えるのか理由ははっきり分かっていませんが、糖尿病の高血糖は全身の血管壁に障害を与え、糖尿病腎症をの合併症を引き起こしますが、尿中への亜鉛の排泄量増加は糖尿病腎症による腎臓機能の低下により亜鉛の再吸収率が悪くなり体外へ排泄されてしまうのではないかと考えられています。

糖尿病神経障害は味覚障害を起こす

糖尿病腎症と同様に、糖尿病神経症も糖尿病合併症の一つです。

糖尿病神経症も、糖尿病の高血糖により全身の血管壁が障害を受け、特に末梢の毛細血管の血流が悪くなり組織に充分な栄養や酸素が供給されなくなるのが原因で、指先や足先がジンジンしたり痺れたりするのが特徴ですが、手足の指の知覚異常と同時に、しばしば味覚異常もみられるといわれています。。

糖尿病神経障害では、味蕾細胞へも影響を与え、味覚の中枢への伝達が悪くなった結果ではないかと考えられているのです。

隠れ糖尿病は気付かないことが多い

松本伊代の味覚障害は糖尿病が原因なのでしょうか?

あんな有名人だから検査は十分にしているでしょうに、、、

とお思いでしょうが、隠れ糖尿病といわれる糖尿病予備軍は通常の検査では気付かないことが多いのです。

 

隠れ糖尿病は健康診断では分からない

糖尿病は血糖値が高くなる病気です。

食事の後には血糖が上昇します。

これは食後高血糖といわれ、食事中の炭水化物がブドウ糖に分解されて血中に吸収されたことによるもので健康な人でも食後血糖値は上昇します。

しかし、上昇した血糖はインスリンの働きによって組織に取り込まれ、数時間で食事前の値に戻るのですが、インスリンの分泌が悪かったり、インスリンの効きが悪い糖尿病の人では血糖値が下がらず、これが糖尿病なのです。

隠れ糖尿病では食後血糖値が下がりにくい

詳しく見る ⇒ 隠れ糖尿病が増えている

隠れ糖尿病といわれるヒトが増えているのですが、かけれ糖尿病は糖尿病の一歩手前の人で、通常では数時間で食後血糖値が下がるのに比べ、長い時間がかかるのです。

健康診断では夕食後、翌日の採血時まで食物を摂りませんから血糖値は健康な人のレバルまで下がっており、血液検査では検出HbAa1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)という、近直の数週間の血糖の推移を判定できる指標を使っているところも多くなりましたが、健康診断の検査表に、従来の検査項目である「血糖; XXmg/dl」という数字しかないときには要注意です。


Sponsored Link

 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ